目次
本日のトピックス
・米国市場、日本市場ともに大幅上昇。東証一部は「フォロースルー」が出現。
・新興市場は底打ちの兆し?
・上昇転換のダマシに注意。早期のディストリビューションは危険。
皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
昨晩の米国市場は大幅な上昇に向かいました。それを受けた東証一部市場も「上昇への試しの動き」から5日目に出来高増の1.7%以上の上昇で上昇への転換を示す「フォロースルー」が出ています。
これで、きな臭い動きをしていた市場も上昇に向かうので安心安心。。と思いたいところですが、まだダマシの可能性は残っています。外国人投資家が主役の日本市場にとっては、やはりバックボーンとなる米国市場にフォロースルーが出るのかは大事ですし新興市場も底打ちをしたかどうかという時期なのでもう少し様子を見たいと思っています。
それでは本日の分析スタートです!!
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
各市場チャート分析
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+646.95ドル(+1.87%)の35,227.03ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+139.68(+0.93%)の15,225.15、出来高減少。
それぞれ上昇で50日移動平均線をブレイク。このまま上に向かうようだと調整も終了と考えたくなりますね。引き続きフォロースルーにつながるか見ていきます。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比+528.23円(+1.89%)の28,455.60円、出来高増加。フォロースルーです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+42.31(+2.17%)の1,989.85、出来高増加。フォロースルーです。
本日は上昇してフォロースルーとなりました。すいませんが「上昇への試しの動き」の位置が間違ってました。。昨日までの表示よりも2日前に出てますね。そこから数えて5日目で出来高増の1.7%以上の上昇です。
あとはダマシの可能性を検証することになりますが、まずは50日移動平均線を突破してくるか。すぐにディストリビューションが出るようならば警戒が必要です。週後半の動きが大事ですね。
JASDAQ平均チャート分析
前日比+54.55(+1.42%)の3,905.86、出来高増加。
本日は上昇。このまま底を打って上昇の流れに乗るかどうかは平均線突破が大事ですね。
マザーズ指数チャート分析
前日比+30.93(+3.07%)の1,039.90、出来高減少。
東証一部にフォロースルーが出ましたがマザーズはこのまま底打ちとなるんでしょうか。再び「上昇への試しの動き」になっています。新興銘柄の動きには注意したいと思います。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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投資銘柄の分析は次のページをご覧ください!