目次
本日のトピックス
・米国市場、日本市場ともに一部ディストリビューションが発生。
・新興銘柄は引き続きボラティリティの大きい展開。
・市場は揉み合いの動きに入り方向性が見えずらい展開に。
皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
市場は先週「上昇への試しの動き」になりましたが、やや揉み合いの展開になってきてます。底をつけたような動きにも見えるんですが、上昇に向かうかどうかはまだ予断を許さない感じです。
唯一マザーズだけは下落が止まりませんが今日は節目の1,000辺りまで下落しましたので反転の動きが入る可能性もありますね。
テクニカル的な動きからはそんな感じがしますが、経済環境はだいぶ不透明感が増してます。中国恒大はデフォルト回避が事実上不可能のようですし、テーパリングの動きが売りを加速させる可能性も残ってます。これらを見越して市場がどちらへ向かうのかを確認してから仕掛けたほうが無難ですね。
それでは本日の分析スタートです!!
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
各市場チャート分析
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-59.71ドル(-0.17%)の34,580.08ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-295.84(-1.92%)の15,085.47、出来高増加。ディストリビューションです。
NASDAQは50日移動平均線を割ってきました。コロナショック後は50日移動平均線を割った場合、1~2週間以内に再びブレイクして最高値更新の動きへと向かっていました。今回はどうなるでしょう。流れが変わるとこれまでのトレンドに一区切りつく可能性もあるので動きには注意したいところです。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-102.20円(-0.36%)の27,927.37円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-10.32(-0.53%)の1,947.54、出来高減少。
本日は下落。TOPIXは200日移動平均線で跳ね返された形。よくないですね。。ここのところは揉み合いになってますがどちらへ抜けてくるか。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-17.97(-0.46%)の3,851.31、出来高減少。
本日は下落。出来高がだいぶ低い水準となってます。売りもこれで落ち着いてくるのか。。
マザーズ指数チャート分析
前日比-39.81(-3.80%)の1,008.97、出来高増加。ディストリビューションです。
マザーズは下落。上位3銘柄で40%強の出来高を占めています。「上昇への試しの動き」はリセットされましたね。マザーズの売り抜けの動きはまだ止まっていないようです。節目の1,000をキープできるかどうか。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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投資銘柄の分析は次のページをご覧ください!