目次
本日のトピックス
・東証一部は大幅な出来高増で続落。外国人投資家が売り抜けしてるのか?
・東証一部ほど下落速度が進まない新興市場。個人は買支え?
・持ち株は下落するも比較的堅調。ファンダメンタルズが支え。
皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
大荒れの市場の動きが続いています。上にも下にも派手に動くのでやりづらいですね。ひとつはっきりしてきたのは世界市場を見る限り一人負けているのが日本市場だということです。(-_-;) 中国もかな。
今回に限っては材料は明確なのかなと思ってます。コロナ変異種であるオミクロン株に対して厳格な入国禁止措置をとったのは主要市場をかかえる国では日本だけです。当然ですが経済停滞を嫌う外国人投資家が売り抜けてもおかしくない環境を作ってしまったのかもしれません。
欧米市場が崩れていないことがこの仮説の信憑性の元になってます。今夜以降崩れればまた変わってきますが。。
結果的に東証一部の出来高増と急落がこの辺を物語っています。特に金融政策が引き締めにまわった訳でもないのに国内機関がこんなに売りをいれるとは思えませんので。。国内法人・個人が買いに回ってる状況のようです。
新興市場が大きく崩れていないこともこの説の根拠となってきます。まぁマザーズは崩れてますがいつもこの程度は下げますから(^-^; ただ、東証一部の下落が続けば根負けした国内投資家の売りが加速するかもしれません。その辺が底をつけるころになりますかね。。
それでは本日の分析スタートです!!
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
各市場チャート分析
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+236.60ドル(+0.68%)の35,135.94ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+291.17(+1.88%)の15,782.83、出来高増加。
米国市場はリバウンド。「上昇への試しの動き」が入ったようです。3日連続、出来高増で連日1.2%を越える上昇。もしくは10日以内の出来高増で1.7%を越える上昇でフォロースルーとなります。下落に転じると再び仕切り直しです。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-462.16円(-1.63%)の27,821.76円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-20.13(-1.03%)の1,928.35、出来高増加。ディストリビューションです。
東証一部は連日の下落。出来高がすごいですね。。今回は入国制限の措置が外国人投資家に嫌気されたという単純な図式のようにも見えます。いつも通り国内は買い向かってる感じですかね。明日以降も警戒が必要です。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-7.76(-0.20%)の3,885.76、出来高増加。ディストリビューションです。
JASDAQもディストリビューション。出来高上位は上昇してます。東証一部ほどの下落になっていないところが救いですね。どこで反転の動きが見えてくるか。
マザーズ指数チャート分析
前日比-24.79(-2.26%)の1,070.99、出来高横這い。
マザーズも続落になりましたが出来高は横這いでディストリビューションになってません。国内個人が中心の新興市場は東証一部とはやはり動きが違いますね。ここからパニック売りにならないといいですが。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
投資銘柄の分析は次のページをご覧ください!