皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
昨日は調整に入りそうな気配という感じでしたが、今日はそれを裏付けるような動きとなりました。ここから暴落という訳ではないと思いますが当面は調整の流れが続きそうです。場合によっては何らかの材料に市場が反応して過剰な動きが出やすい雰囲気でもありますね。
今はキャッシュに退避していますが、そういう時はファンダメンタルズもテクニカルもお構いなしの動きになると思います。今のウォッチ銘柄は市場が上向けばおのずと上昇するものばかりと思ってますのでそういった需給でバランスを崩したタイミングは見逃さないようにしたいですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+71.37ドル(+0.21%)の34,869.37ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-77.72(-0.52%)の14,969.97、出来高増加。ディストリビューションです。
昨日のダウは上昇しましたがS&P500は下落しましたね。そしてNASDAQはディストリビューションで下落。ダウも50日移動平均線を一度越えてから押し戻される形ですから、あまりよろしくない状況だと思います。
今晩も下に向かうようだと調整継続を意識する感じになります。大きく崩れるような予兆はありませんが、色々と材料は燻ってますからどこから火が出るかわかりませんね。。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-56.10円(-0.19%)の30,183.96円、出来高増加。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-5.97(-0.29%)の2,081.77、出来高増加。ディストリビューションです。
下落するも後場は戻す展開でした。ですがTOPIXはディストリビューション。米国と同じく市場全体を表す指数のほうが悪い動きになってます。
出来高上位にはダブルインバースが顔を出してますね。過去の日記でこれの信用買い残と日経平均は連動した動きをみせるという話をしてます。
ダブルインバースは買えば買うほど損をする? CAN-SLIM投資日記【2020/6/3】
【新発見!】日経平均とダブルインバースの意外な関係 CAN-SLIM投資日記【2019/10/29】
再び信用買い残が増えていくようだと市場の調整も終了ということになるかもしれません。一応気にしといたほうがよさそうです。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-32.62(-0.80%)の4,065.65、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
JASDAQもミニ・ディストリビューションになりました。綺麗なダブルトップになりつつあります。まだ調整の底は見えません。
マザーズ指数チャート分析
前日比-30.69(-2.65%)の1,127.36、出来高増加。ディストリビューションです。
すいません。昨日の移動平均線は上下が逆になってました。。200日移動平均線が上ですね。さて今日はディストリビューションになりました。すでに売り抜けが多発している状況です。他の市場よりも状況は厳しくなっています。明日以降で50日移動平均線を割り込むと心理的にはかなり悪い影響になりそうです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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