皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
昨晩米国市場は下げましたが、日本市場は直近の底値にきているので今日はリバウンドの動きがでるかなぁと思ってみていました。ザラ場は大型株は軟調でしたがハイテク株は結構戻していたので揉み合い継続かなと思ったんですが、後場に出たトヨタの生産量減少の材料をきっかけにしたのか、一気にバランスが崩れた形になりました。
下げるか耐えるか大事な局面だったので今回の材料はさすがに市場への影響が大きのではないのかなと思います。この手の材料で下落するとそれが原因のように語られることが多いですが、単にキッカケを作っただけですでに環境は徐々に作られている。というのが正しい解釈だと思います。
バブル破裂もそうですが、バブルは徐々に膨らんでいて最後の針が何になるのかということですね。目の前の事象だけで原因を探すのではなく全体の流れの中で評価するのが正しいことなのかなと思います。
さて、明日からの展開はまだなんともいえませんが、第六感としてはかなりヤバいぞ。。という感じがしますね。。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-382.59ドル(-1.08%)の34,960.69ドル、出来高横這い。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-130.26(-0.89%)の14,525.92、出来高減少。
FOMCの議事内容からテーパリングの可能性を嗅ぎ取った市場が反応したようですね。まだ実際にテーパリングが実行された訳ではないのでどこまで影響があるかです。金融政策の転換はもっとも市場にインパクトを与えるので要注意ではあります。
NASDAQはヘッドアンドショルダーの形になって50日移動平均線を割ってます。ネックラインがほぼ50日移動平均線なので取りあい大事になってきます。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-304.74円(-1.10%)の27,281.17円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-26.78(-1.39%)の1,897.19、出来高増加。ディストリビューションです。
今日はリバウンドの局面だと思ってました。途中までは粘ってましたが最後に急落。。どうもトヨタの来月生産を大幅に減らすという材料に反応したようですね。。市場がBOXレンジとなるかどうかの瀬戸際で結構仕込んでいる投資家も多い中でこの材料はタイミング的には最悪だったように思います。
心理的に迷っていた層も一気に引き揚げに傾いたかもしれません。相場の転換点というのはこういう形で訪れるものかもしれませんね。。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-29.12(-0.75%)の3,875.15、出来高減少。
弱い流れが継続しています。リバウンドもあってなかったような感じ。。200日移動平均線を割るのも時間の問題かもしれません。。
マザーズ指数チャート分析
前日比-4.55(-0.44%)の1,033.86、出来高減少。
マザーズはさすがに売り込まれていただけあって今日も仕込みの流れが続いたようですが最後にマイナスに転じました。上値抵抗ラインで抑えられた格好。印象悪いですね。弱気の虫に押されるようだと明日以降再び続落になるかもしれませんね。正念場を迎えているようです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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