皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
金曜日の日本市場の流れから週末は米市場も大きく下落しました。日本のメジャーSQにあたる「トリプルウィッチング」だったこともあり出来高は大商いとなってます。そこから月曜日どうなるかと思ったら一時1,000円を越す下落となり、久々に大きな動きがでてきたなという感じです。
こんなに下がるとは思っていなかったんですが、ある程度下げのシナリオは描いていたので再び空売りを仕掛けてみました。やはりここのところずっと天井サインが出ていたので、この局面では下落を加速する可能性のほうが高いなというのが今の見立てです。
仮にシナリオが外れたとしても空売りをすぐに損切りすればそれほど資産に影響はないですが、むしろ下落を加速した時のほうが怖いですからね。上り鈍行、下りは新幹線ですから、用心に越したことはないと思います。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-533.37ドル(-1.58%)の33,290.08ドル、出来高増加。ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-130.97(-0.92%)の14,030.38、出来高増加。ディストリビューションです。
ダウは3連発ディストリビューションで底を抜けてきました。トリプルウィッチングということもあり出来高は大幅増加になったようです。しかし久々にクリティカルヒットな下落になってますね。。これが下落トレンドのきっかけということは十分考えられます。
一方でNASDAQは下落するもまだ天井圏。ディストリビューションにはなってますから今晩からの動きには要注意ですね。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-953.15円(-3.29%)の28,010.93円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-47.11(-2.42%)の1,899.45、出来高減少。
久々にエグイ下落がきました。。一時は1,000円を越える下落でしたが後場は上昇。画像の編集に載せられなかったんですが久々に日銀の700億円介入がありました。しかしガッツリとトレンドラインを割ってきています。今日は値上がり銘柄がわずか5%。。全面売の展開でした。
日経平均は2/16に30,714.52でバブル後最高値をつけてからは揉み合いの動きになり、3/18に30485.00、4/6に30,208.89、5/10に29,685.41と天井を切り下げながら推移してましたが、先週の火曜日の6/15に29480.85でその天井を結んだトレンドラインを越えてきたんですよね。おっ、このまま上に抜けていくのか??と思わせての今回の下落ですよ。。ホントにいやらしい動きを見せてくれます。
実は昨年の11月に暴騰した時はまったく逆の動きだったんですよね。コロナショックから急上昇したあとに6/9で高値を付けてからは揉み合いの動きになり、こちらは天井を切り上げながらジリジリと上昇。そして10/30に下に抜けたと思わせてそこから急上昇ですから。
それだけに今回の下落がこの後の展開にどう影響を与えるかは気になるところです。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-49.43(-1.25%)の3,912.69、出来高減少。
FRSとオンキヨーの出来高の増減は相殺されていますね。しかしいきなりストンと来ました。JASDAQはジリジリと上昇してストンとくるパターンがここ数年は続いています。50日移動平均線を割るようだと下落に加速がついてしまうかもしれません。。
マザーズ指数チャート分析
前日比-21.40(-1.82%)の1,155.77、出来高減少。
メディネットは大きく出来高を減らしました。市場全体の出来高が読みづらいですが、今日はディストリビューションっぽい感じでしたね。200日移動平均から下に放れて50日移動平均線を突破。流れ悪いですね。。このまま加速するようだと反発のラインが分かりづらくなってきます。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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