皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
今日で4月も終わり。結局日経平均の月足はマイナスで引けました。4月は新学期効果と呼ばれるアノマリーで11月に続いて上昇する可能性が高い月だったんですが。。月足がマイナスで引けるのは昨年10月以来、半年ぶりとなりました。
そして5月から9月は有名なセルインメイの季節。昨年はコロナショックに対する大規模緩和でセルインメイならぬバイインメイの展開でした。今年は一巡したところで4月もマイナスで引けて、さてどうなることやら。。という感じですね。特に例年8月は新興市場を中心に厳しい下落になることが多いですからね。。
さすがに金融緩和効果も勢いが止まってきてます。今年は例年の流れもしっかり意識して取り組んだほうがよさそうですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+239.98ドル(+0.71%)の34,060.36ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+31.51(+0.22%)の14,082.55、出来高増加。
ダウは再び上昇。出来高も増加しています。ここから天井越えていくようだともうひと伸びあるのかもしれませんね。一方でNASDAQは最高値更新も寄り天の展開だったようです。出来高も久々に平均を越えてきました。対照的な展開になっていますが、4月最後の取引となる今晩がどういう流れになるか。5月以降を占う上では大事な一日になりますね。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-241.34円(-0.83%)の28,812.63円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-10.82(-0.57%)の1,898.24、出来高増加。ディストリビューションです。
決算絡みでの動きからか出来高が急増しています。その中でディストリビューションとなりました。象徴的なのがソニーですかね。20年度決算のEPSは前年比2倍となりましたが21年度予想が半分強に下落する予想から今日は-7.71%の下落。。ここでピークと見た売りが出た形です。同じような展開が他の銘柄でも続いているのがここのところの市場の停滞につながっているように思います。
市場の流れがここから下落に向かい先日の急落の底値を割れるようだと個別株も下落トレンドに入る銘柄が増えたと言えそうですね。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-10.86(-0.28%)の3,895.20、出来高増加。ディストリビューションです。
誰ですかね。オンキヨーで遊んでいるのは。(-_-;) 今日の市場の出来高急増はアテになりません。とはいえ下落基調が続いています。再びの50日移動平均線へのタッチになりそうですが、この決算状況で果たして割らずにキープできるのか。。5月相場は厳しい状況でスタートしそうです。
マザーズ指数チャート分析
前日比-9.54(-0.79%)の1,201.77、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
それほど出来高増加した訳ではありませんがやや下方に向かったような流れ。200日移動平均線が目の前です。こちらも決算の思惑次第で方向性が出てくる5月になりそうです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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