目次
CAN-SLIM投資実績
売り銘柄一覧
Zホールディングス【4689】株価前日比+1.08%
直近60日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。今月から実投資銘柄についても再度掲載していきます。今は売り銘柄のみとなってます。ここのところリバウンドの動きが見えているのでポジどうしようか迷ってます。とはいえ出来高は弱いし。。明日以降の市場の流れにもよるかなと思ってます。ここから下がるようなら再びの売りポイントなのかもしれませんが。
50万円投資チャレンジ実績
2021年初めに50万円現物で取引をスタートして、CAN-SLIMをベースに投資をしながらどこまで資産を増やせるか検証していきます。
保有銘柄一覧
北川精機【6327】NEW
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。週末にスクリーニングした銘柄です。寄り付きは高く始まりその後下げて横這いになったので、打診程度に仕込みました。この銘柄はかなりCAN-SLIMに忠実に選んだつもりです。
北川精機はもともとは合板の会社からスタートしており、積層した材料をプレスして成型することを得意とする企業ですね。そこから独自技術で高精度のプリント基板を製作する技術を活かして電子製品には欠かせない企業となっています。5Gや半導体、軽量化など幅広い分野に関連してくる基盤企業です。
CとAの要素について確認しておきましょう。まずはC(直近四半期利益)です。
北川精機は6月決算です。最新の決算は10月-12月期です。これで見ていくとコロナ前よりコロナ禍のほうが数字が良化してますね。1~2期前は前年EPSがマイナスなので厳密に比較できませんが黒字化してます。3期前は68.6%の良化になっており、最新に至っては700%を越えるEPS増加となってますね。
この四半期は過去10年間の四半期売上高で最もよい数字だったようです。次の四半期決算も好調な数字が続くとかなり化けそうな感じはします。
続いてA(年間利益の増加)です。
こちらは2期前を底としてEPSが反転してきました。本来はEPS増加率が最新決算に向かって伸びてくるのがいいのですが前期が100%以上の伸びをみせており今期も上方修正がまだ見込めるような状況です。また自社株買いを実行していることもEPS向上につながるのでいいことですね。
数字的に見えるのは以上のような状況ですが研究開発を目的としたサポイン事業を完遂して炭素繊維の自動積層装置を開発して販売を開始しています。今後カーボンニュートラルを促進する上で軽量化を図るために採用が増えるようであれば新たな収益源として成長するかもしれません。こちらは「N」の要素ですね。
また、最新の株主名簿を見ると初めて外資の資本が入ってきました。今までの大化け銘柄を見ると外国資本の参入はほぼ不可欠な要素になってます。ある意味「I」の要素として考えられると思っています。
テクニカル的にはコロナ後から右肩上がりを継続しており、長らく越えることのできなかった2015年の高値775円を2021年3月に突破してきました。一度調整に入ったものの再びブレイクしてきたのがここ2週間の動きです。
このまま2006年の高値を突破して1,000円を目指してほしいところですね。
ポートフォリオ構成
久々にポジション取りましたが、市場の流れが明確ではないので打診でスタートです。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
買い銘柄候補
エアトリ【6191】株価前日比+1.88%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。寄り付きはブレイクラインを割ってスタート。10週移動平均線も上がってきました。しっかりサポートになって上昇するようならいいんですが。
エスクロー・エージェント・ジャパン【6093】株価前日比+1.97%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。週末決算に向けて良好な動きとなりました。このままジリジリ上昇するようだといくつか仕込んでもいいかもしれませんね。
ビーイングホールディングス【9145】株価前日比+3.52%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。相変わらず出来高低いですが動きは悪くないですね。直近高値抜いてくるようだと面白いかもしれません。
明日の一手
明日から本格的に海外勢が戻ってきて市場の動きがどうなるかですね。天井圏から上に抜けるようであればウォッチしている個別株の動きも悪くないので少し仕込みたくもなります。今日は打診で1銘柄買いました。
市場の流れと相談しながら今後どうするか検討していこうと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-