皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
米国市場はそれほどでもないんですが日本市場はちょっときてますね。。今日はかなりの「クリティカルヒット」だったように思います。買いポジは昨日全部リリースしていたので助かりました。。
ここのところの急落でどの市場も心理的な節目となる移動平均線に近づいてます。ここで耐えるのかあっさり割り込むのかはどの投資家もやはり気にするところですね。意味のある線かない線かといわれるとなんともいえませんが、投資家が気にしている。ということが大事ですね。結局、相場は心理で動いてますから。。
週後半、この心理的な節目をどういう形でチャートは抜けていくのか、しっかり見ていこうと思います。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-308.05ドル(-0.94%)の32,423.15ドル、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-149.84(-1.12%)の13,227.70、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
米国市場は下落。いずれも平均出来高よりも低いところで出来高増なのでミニ・ディストリビューションとしています。大きな売り抜けの動きという感じではありませんが、ダウは50日移動平均線から乖離した分の調整、NASDAQは50日移動平均線を抵抗線として押し戻された形になっています。
このまま一段の調整が進むのかが週後半のポイントですね。以前はハイテク株に偏っていた下落も幅広い業種で売られたようです。調整はもうちょっと続きそうです。日本のような大幅な下落は今のところ見えてませんがどうなるでしょう。。油断はできませんね。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-590.40円(-2.04%)の28,405.52円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-42.90(-2.18%)の1,928.58、出来高増加。ディストリビューションです。
今日も厳しい下落が続きました。小型株中心に幅広く売られ9割強が下落。大きな売り抜けの動きとなりました。。日経平均株価は50日移動平均線を大幅に割り込み。TOPIXは50日移動平均近くまで一気に調整しました。TOPIXがここで耐えられるかどうかがここまでの調整を終わらせられるかの一つの心理的なポイントになりそうです。
ここをディストリビューションで突き抜けるようだと本格的な下落トレンドといえそうですね。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-52.10(-1.32%)の3,880.73、出来高横這い。
JASDAQは下げるとなると一気にきます。。出来高はそれほど増加していませんが一気に売り抜けの動きがきました。ですがJASDAQ四天王(セリア、ワークマン、マック、ハーモニックDS)は比較的堅調。それだけ周りが売られたということですね。こちらも50日移動平均をしっかりキープできるかどうかが心理的なポイントになりそうです。
マザーズ指数チャート分析
前日比-38.75(-3.22%)の1,163.86、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
マザーズもミニ・ディストリビューションで200日移動平均線まで下がってきました。。一部銘柄に買いは入ったものの大きく売り抜けの動きになってます。ここで下に突き抜けるようだとやはり厳しい流れが続きそうですね。どの市場も心理的な節目を迎えています。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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