皆さんこんにちは！「あずさん」ことAS Windです。
昨晩の米国市場は上昇したものの、日本市場は小型株中心に厳しい展開となりました。市場のテクニカル的な流れもよくないのですが、個別株の展開に売りの兆候が見えています。
ということで今日は50万円チャレンジがノーポジになったこともあり、内容の過疎化をまぎらわずため(-_-;) 売りのピックアップ銘柄を取り上げました。
詳しくはそちらを見ていただければと思いますが、今回述べたようなオニールの空売りの考え方に近い展開を見せている銘柄が増えてきていることと市場の動きがリンクしていることが、ここのところの市場の流れに怪しさを感じている根拠になっています。
今回の分析がある程度想定通りに動いていくと市場の環境が悪化した時でも対処できる方法が見えてくるのでしっかりと動きを確認していきたいですね。
それでは本日の分析スタートです！！
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の６つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+103.23ドル(+0.32%)の32,731.20ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+162.30(+1.23%)の13,377.54、出来高減少。
米国市場は上昇。一旦はリバウンドしたものの出来高もそれほど盛り上がっておらず効果は限定的のようです。NASDAQは50日移動平均線にタッチしており、ここからどちらに向かうかは市場の流れを見るうえで非常に大事ですね。ダウは最近の調整のようにディストリビューションを伴って50日移動平均線に向かうんでしょうか。
調整のたびにボラティリティが上がってきています。引き続き警戒の展開だと思います。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-178.23円(-0.61%)の28,995.92円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-18.70(-0.94%)の1,971.48、出来高減少。
寄り付きは上昇したものの、その後は売られる展開。騰落数も8割は下げ。ファーストリテイリングはほとんど下げず。ここのところは市場に対して強い動きを見せていた小型株が押された形です。市場全体が下落の流れに傾きつつあります。日経平均は早くも50日移動平均線を割ってきました。終値で割り込んできたのは昨年の11月以来。前回はここから爆上げしたんですが今回はどうなるんでしょう？
前回はTOPIXも歩調を合わせて50日移動平均線を割っていたんですが今回は大きく上方に乖離しています。まだ調整の余地がある中でこのまま上昇していくというのは今の市場の勢いを考えると想定しづらいですね。。
個別株のチャートを見てもピークアウトした銘柄が増えてきています。ここからが本格的な下落のような気がしています。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-9.84(-0.25%)の3,932.83、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
JASDAQが久々に下げています。JASDAQ四天王（セリア、ワークマン、マック、ハーモニックDS）は比較的堅調だったんですけどね。今日は逆に他の銘柄が売られた形。50日移動平均線から乖離していることもあって、ここからはディストリビューションが連発するかもしれません。
マザーズ指数チャート分析
前日比-17.49(-1.43%)の1,202.61、出来高減少。
マザーズは売られました。70％強が下落。50日移動平均線で跳ね返されて再び200日移動平均に向かっています。日経平均やJASDAQが調整の動きになって引きずられるようだと200日移動平均を下にブレイクする可能性もありますね。新興銘柄にはまだまだ厳しい地合いが続きそうです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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