皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
今日で東日本大震災から10年となりました。当時私は東京で働いており、その日は家に帰れずに滞在していたビルの会議室でテレビを見ながら一夜を明かしました。
自宅の周りは液状化でスゴイ状況になっていましたが家族の安否はすぐに確認できました。しかし私の親兄弟や親類はほとんど仙台に住んでおり、テレビから流れてくるショッキングな映像とつながらない電話に絶望的な気分になったのを覚えています。
あれから10年とは短いような長いような。。この間に株式市場は黒田バズーカによる大規模金融緩和とコロナショックによるさらなる財政出動によって30年ぶりの30,000円台に到達するなどしています。
ところが実感としては経済がよくなった感じはあまりしませんね。むしろ震災の影響を未だ引きずっている感じがします。。日本経済の復活はいったいいつになるんでしょうね。。その時が本当の意味での上昇相場になるような気がします。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+464.28ドル(+1.46%)の32,297.02ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-4.99(-0.04%)の13,068.83、出来高減少。
ダウは史上最高値更新。値下がりはわずか4銘柄ですが、アップル、マイクロソフト、インテルが入ってます。上昇率はボーイングがトップになるなど重厚長大が牽引した格好です。
NASDAQが下落したというのもダウの状況みるとなんとなくわかりますね。50日移動平均との取り合いが気になる位置にきました。
相場環境が変わる中でダウの高値更新はどこまで続くのか。。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比+175.08円(+0.60%)の29,211.64円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+5.18(+0.27%)の1,924.92、出来高横這い。
今日は最近下げていた大型株、主導株が上昇の流れとなりました。しかし、まだ上昇に転じたといえるレベルではないですね。ファーストリテイリングも大きく戻しましたが未だ50日移動平均の下です。ソニーも50日移動平均を挟んだ動きが続いています。
明日はメジャーSQです。明日の引け方で来週からの動きに対する考え方も変わってきそうです。
JASDAQ平均チャート分析
前日比+20.49(+0.54%)の3,833.53、出来高減少。
CAICA、オンキョーがまたまた出来高を減らして全体出来高も減少。しかし株価は上昇してますね。JASDAQ特有のジリジリ上昇はこのまま続いていくのか。
マザーズ指数チャート分析
前日比+15.70(+1.36%)の1,172.07、出来高増加。
200日移動平均からやや離れました。今日は上昇の動きが強かったようですね。新興市場にも若干買いが戻ってきてます。このまま50日移動平均を突破する勢いがでてくるのか。
市場はやや上向きな動きになってきてますが、個別銘柄はまだまだチャート的に厳しい流れのものが多く見られます。がっちりと買いの流れが市場全体に入ってくるような動きが見えないと上昇に転換したとは判断しづらいところです。
当面市場がどちらに向かう可能性が高いのか、自分の中ではっきりとシナリオが見えないうちは様子見していきます。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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