皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
ここ最近長期金利の上昇が話題になってます。金融緩和でこれだけ金余りの状況なのにコロナ禍で現金が枯渇して困っている企業がたくさんあり、しかも金利が上昇するっていう泣きっ面に蜂の状況。。
必要なところにお金が流れなくなっており市場や仮想通貨が暴騰したりとなんともめちゃくちゃなことになってきているという印象があります。。こんな状況は過去なかったんじゃないですかね。。しかもここにきて米国は200兆円の追加財政支援対策が成立。
規模感がデカすぎて、これで期待する効果がでなかったらいったいなにができるのかと逆に心配になってきます。FRB、日銀をはじめとした中央銀行も打つ手がなく正直頭を抱えているのかな。。と心配になります。
最近の市場の下落もなんとなく不安を感じだした結果なのかもしれませんね。今は不透明な状況が増しているので、無理は禁物なんだと思います。
最近しきりに書いてる気がしますが、休むも相場ですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+572.16ドル(+1.85%)の31,496.30ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+196.67(+1.55%)の12,920.15、出来高横這い。
3指数とも大幅上昇となりました。一旦はリバウンドとなるもののここからの展開がどうなるのか。NASDAQはここから一段の反発がないと流れが変わったとはいえない状況ですね。ダウもここで下落すると戻り天井を意識する流れです。
ここのところのディストリビューションの発生は頻度もかなり多くなってます。引き続き警戒する状況です。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-121.07円(-0.42%)の28,743.25円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-2.60(-0.14%)の1,893.58、出来高増加。
日経平均にイエローとオレンジの線が追加されていますが、それぞれ50日移動平均と200日移動平均です。オニールの分析の中でサポートラインとして重要視してますので明記することにしました。他の指数についても徐々に追加します。最初の加工に時間がかかるもので。。
ちなみにグリーンのラインは出来高の30日平均値ですね。ごちゃごちゃ感が増してきました。(-_-;) 説明の文章いれておいたほうがいいですね。。
コロナショック後の展開を見ていると50日移動平均をサポートラインとして上昇してきている感じですが、今まさに瀬戸際といった感じですね。一旦50日移動平均を割ってから上昇に転じるパターンもあるので切ってからの反発も確認するべきかと思います。
ところで今日は寄り天の展開でした。ファーストリテイリングも50日移動平均にタッチして戻す展開だったので、少しは反発の動きが入るかと思ったんですが再び50日移動平均まで落ちてきました。ソニーも同様ですね。
ソフトバンクGは後場に入って急落。それ以外の主導株も金曜日の上昇以上の下落を見せており、指数以上に流れが悪かったと感じました。これは思ったよりも深刻な状況のようですね。。
明日以降、50日移動平均をブレイクして戻ってこないようだといよいよ本格的な下落トレンドと考えてもいいと思います。
前日比+3.28(+0.09%)の3,781.08、出来高減少。
CAICAとオンキヨーが沈黙。。。出来高が萎みまくってますが、いまのJASDAQの本当の姿が今日ぐらいの感じなんでしょうね。。個人の値幅拾いの動きもだんだん収束してくるんでしょうかね。資金の引き揚げが続いているようです。
マザーズ指数チャート分析
前日比-20.04(-1.72%)の1,147.86、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
マザーズは再び200日移動平均にタッチする動き。ここで割り込むとそのまま下落を加速させそうな流れです。。新興市場は当面厳しい状況が続きそうです。
リバウンドからスタートするかと思われた日本市場は下落で引けてます。しかも中身は結構厳しい展開でした。流れとしては下落トレンドに向かっている感じがします。ここから買いで入るのは危険ですね。。
ところで昨年から空売りをするようになりましたが、空売りは使えるタイミングが極めて限られているなというのが実感としてあります。基本的に市場は上げの期間が緩やかで長く、下げの期間は急で短い。ヘッジ目的以外では使える場面は非常に限られてきますね。
ですが、今は空売りで唯一利益が出る地合いなんじゃないかと考えています。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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