皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
緊急事態宣言の再延長が今夜決定するようです。感染者もだいぶ減ってきてますがここが正念場という感じですね。町の様子を見ているとすっかり人手は戻っている感じしますけど。(-_-;) 早く明るい兆しが見えてきてほしいですね。
ところで先行して明るい兆しを見せていた市場はすっかり暗さを増してます。コロナショック後からここまで調整からの上昇を続けていましたが、リバウンドからの下落がここ最近続いています。
今までの展開を考えるとここから再び上昇ということになるんですが、分析で見てきた通りさすがに状況が変わったと言わざるを得ない感じです。。まだはっきりと決まった訳ではありませんが、後日振り返ってみてここが天井だったとしたら、トレンドが変わるときの兆しというものを今までとはやや違う視点で掴めたような気がします。
コンスタントに投資で勝つためには市場の流れを掴むことがもっとも効果的だと思います。特にトレンドの転換点を掴めればその後の果実を効率よく刈り取れる可能性が高まりますね。
コロナショックからのリバウンドをうまく掴んだかといわれると自分としてはあまりうまくいかなかったという思いが強いので、ここでしっかりと結果を残したいところです。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-345.95ドル(-1.11%)の30,924.14ドル、出来高増加。ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-274.27(-2.11%)の12,723.47、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
S&P500を含めて3指数は全て下落のディストリビューション。NASDAQは出来高平均以下でミニ・ディストリビューションとしていますが、この出来高の増加の仕方はヤバいですね。。直近三つの天井の位置を見るとヘッドアンドショルダー(三尊天井)が完成してます。
ダウはかろうじて50日移動平均をキープしました。ここから反発できるのか、このままなし崩し的に下落するのか。。
日本よりも状況は悪そうな感じしますね。。リバウンドがあったとしてもまったく油断の出来ない展開です。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-65.79円(-0.23%)の28,864.32円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+11.44(+0.61%)の1,896.18、出来高増加。
前場はかなりきっつく下げてましたが、後場に入って戻してきました。TOPIXはプラ転してますね。日経平均が下がっている通り大型株は売られました。
ソフトバンクGは上昇で引けましたが、ファーストリテイリングは大きく続落しました。一時50日移動平均にタッチして戻しています。今日はソニーも50日移動平均から戻していますね。ここがひとつ抵抗線になってきています。
来週以降にここを切ってくるようだと日本市場も厳しくなります。逆にここから反発するようだとまだ持ちそうな気がしますね。しかし他の主導銘柄は相変わらず下落してますし、とっくに50日移動平均はブレイクしている状況。
と考えると大型株がよっぽど力強く反発しない限りは市場の上昇は見えてこないと思います。じゃあいまの大型株にそれほどの材料があるのか。。むしろ好材料を出し尽くしとして下げている印象なのでやはり厳しいんだろうなという印象です。
東証一部はやはり下落トレンドに入ったと考えるのが自然な感じがします。
前日比+0.44(+0.01%)の3,777.80、出来高減少。
オンキヨーとCAICAがかなり出来高下げてます。だいぶ出来高減ったように見えますが、今までの出来高の盛り上がりが異常でこれぐらいが通常運転なんでしょうね。今日は若干戻したものの最近の下落で50日移動平均を割っており、今日のリバウンドではそこまで戻せませんでした。。
来週も下げて始まるとマザーズ同様の展開になりそうです。
マザーズ指数チャート分析
前日比-3.91(-0.33%)の1,167.90、出来高減少。
マザーズは一時的に200日移動平均を割ってきましたが戻してますね。とはいっても騰落数は相変わらず70%は下落の流れ。ラクスなどの大型株が支えていたようです。指数的には一息という感じだったと思いますが、ここで支え切れるのかどうか。。
状況としては東証一部と変わらない構図ですね。。リバウンドも相当な規模で発生しないと状況が好転したという感じにはならないと思います。引き続き厳しい状況は続きそうです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!