2021年03月投資日記

市場上昇の陰で主導株の下落が続く。 CAN-SLIM投資日記【2021/03/03】

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皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。

今日は令和3年3月3日だったんですね。だからといって特別なことはなにも起きませんでしたが。(^-^; ウチの家系は代々男ばっかで「桃の節句」には縁がないのです。。嫁はブーブーいってますが。その代わり「端午の節句」は賑やかというか地獄です。(-_-;)

さて、今日の市場はリバウンドだったんですが自分の感覚としては状況はさらに悪化したようなイメージがあります。。理由としては空売りウォッチ銘柄の動きが非常に悪かったからです。

今日の日記に空売りウォッチ銘柄を載せましたがどの銘柄も将来有望な優秀な会社ばかりです。実際に昨年来の市場の上昇を支えてきた「主導株」と呼ばれている存在ですが、今日は大きく下落しています。

オニールの空売りの考え方ではこういった銘柄が天井をつけた後こそ空売り候補としてふさわしいと。。CAN-SLIM投資と比較すると非常に矛盾した考え方のような気もするのですが、人気を集めていたからこそ売られる勢いも強いということなんでしょうね。

これらの銘柄が業績絶好調の中で下落トレンドに移行するということは市場の需給が悪化し始めていることを示唆しています。いくら優秀な銘柄でも需給には勝てないんですね。。そこに理屈はいらないということです。。

いまこれらの銘柄は明らかに下落トレンドに入っています。市場はまだ方向感が定まったとはいえませんが、これらの銘柄が示す兆候は全体の需給が悪化しているということを示している。というのがオニールの考え方です。

今後の展開には十分注意したほうがいいですね。

それでは本日の分析スタートです!!

各市場チャート分析

CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。

市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。

NYダウ/NASDAQチャート分析

前日比-143.99ドル(-0.46%)の31,391.52ドル、出来高増加。ディストリビューションです。

一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。

前日比-230.04(-1.69%)の13,358.79、出来高減少。

ダウは他のデータ見ると出来高減っていたように見えたんですけどね。。ディストリビューションになってます。上昇は9銘柄。インテル、マイクロソフト、アップルなどは下落。主力に売りが出てますね。。ディストリビューションが頻発してます。

NASDAQは出来高水準がどんどん下がってますね。最盛期の半分にも満たない。。この冷え込み具合の中で力強く上昇に向かうとは考えづらい。。直近2回の天井の関係を見るとヘッドアンドショルダーが形成されそうな流れです。

このまま下落するとトレンド転換を疑いたくなってきますね。

日経平均/TOPIXチャート分析

前日比+150.93円(+0.51%)の29,559.10円、出来高減少。

対してTOPIXの動きは以下の通りです。

前日比+9.69(+0.51%)の1,904.54、出来高減少。

今日はリバウンドのターンでしたが戻しが弱いですね。。今日の日経平均寄与度を確認していると、天井圏揉み合い銘柄の戻しが支えていたようです。既に下落トレンドを形成している銘柄は素直に下落。この辺が戻しの弱さにつながってます。

市場の動きを分析するのに空売りウォッチ銘柄について度々書いてますが、どんな銘柄があるのか質問をいただくので一覧にしてみました。

さすがに全てのチャートを載せる訳にはいきませんが、どれも昨年来の市場の上昇を支えてきた主導株です。ですが今日も多くが下落してます。節目となる50日移動平均を割り、200日移動平均を割っているモノもチラホラ。。明らかな下落トレンドになってます。

市場が上昇している裏ではこうした主導株の下落を市場寄与度の大きい銘柄が支えている構図が見えてきます。この支えがいつまで持ちこたえるのか。

耐えている間にこれらの銘柄の底入れが見えてくれば次の上昇も考えられますが、まだまだ底は深い感じがします。。

前日比+4.83(+0.13%)の3,813.95、出来高増加。

超低位株が猛威をふるうJASDAQでは市場全体の出来高というのはもはやあまり意味をなしていないように感じてきました。(-_-;) ここのところ指数のほうは落ち着きを取り戻したようです。そもそも売買も活発に動いていない感じですので方向感は出にくいかもしれません。

マザーズ指数チャート分析

前日比-24.77(-2.03%)の1,197.66、出来高横這い。

今日はまた厳しい下落となりました。NASDAQと似たような展開、ヘッドアンドショルダーの流れも見えますね。他の市場の騰落数に対してマザーズだけは70%近く売られる展開。。厳しいです。

今日の市場はリバウンドの流れになっていますが中身を見ると薄氷を踏むような状況だったのではないかと思います。天井で揉み合っている大型株が耐えきれないと地合いは一気に悪化する可能性がありますね。

引き続き大型株と成長株の動きを見ながら市場の流れを判断していこうと思います。

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!

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