皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
3月に入りました。例年3月4月は新年度効果で11月の次に上昇しやすい時期なんですが、相変わらず怪しい雰囲気が漂ってますね。
今日の日本市場はリバウンドの流れだったんですが、出来高も戻しも弱い感じです。ここのところ同じパターンで展開してますので明日の流れが気になるところです。
季節は春真っ盛り。まだまだコロナが収まる気配は見えません。早くいつもの春が戻ってきてほしいですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-469.64ドル(-1.50%)の30,932.37ドル、出来高増加。ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+72.91(+0.56%)の13,192.35、出来高減少。
ダウは再び出来高水準の高いディストリビューションになってます。NASDAQはリバウンドですが幅も出来高も勢いない。。
長期金利の上昇が引き金になったという論調が多いようですが、それよりだいぶ前から売り抜けの動きは始まっていたのかもしれません。このまま下落トレンドが続けば、やはり上昇局面で出現した出来高が突出しているディストリビューションには気をつけたほうがいいという教訓ができそうです。
日本市場はリバウンドの動きとなりましたが今晩の米国市場はどうなるでしょう。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比+697.49円(+2.41%)の29,663.50円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+37.99(+2.04%)の1,902.48、出来高減少。
東証一部はリバウンドの動きになりましたが出来高はかなり減っています。ここのところディストリビューションと弱いリバを繰り返して切り下げている状況です。まったくもって油断のできない状況ですね。。
今日は薄く広く上昇した感じになりました。空売りウォッチ銘柄で下げたのはブイキューブくらいですね。
今の流れを断ち切るためには明日の上昇は必須ですね。ここで再びディストリビューションがでるようだとチャート的に崩れてくる銘柄もさらに増えてきそうです。
前日比+17.90(+0.47%)の3,815.90、出来高減少。
リバウンドも出来高減少。出来高一億株越えが今日はありませんでした。それ以上に全体出来高は控えめでした。リバウンドしたものの弱さが際立った感じがします。明日以降の展開に不安を残してます。
マザーズ指数チャート分析
前日比+3.36(+0.28%)の1,217.45、出来高減少。
マザーズもリバウンドですが出来高に勢いがない。。騰落数も値下がりのほうが多いですね。こちらもディストリビューションと弱いリバの繰り返し。東証一部と動きが連動してくるようになりましたね。。
マザーズは東証一部に先行して調整の動きに入っていましたが、東証一部が連動性を持って動いているというのは東証一部の今までの流れが変わったことを示唆しているように思います。
どの市場も弱いリバウンドを払拭するような強い上昇がないと厳しい見方を改める感じにはならないですね。。
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