皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
株式市場のアップダウンがヤバいことになってきましたね。。ただどちらかというと下落の勢いが増している感じがします。
市場を構成するのは結局は一つ一つの銘柄の動きです。それぞれの動きを表すチャートを見るとピークを過ぎつつある銘柄が徐々に増えているのは明白です。コロナショックのような下落があるとはいいませんが、当面は調整の動きになってもなんらおかしくないと思います。
その後、高ROEでEPSを確実に増加させている銘柄が上昇を開始していくのが次の上昇相場のスタートだと思いますので、そのタイミングをしっかり狙っていきたいですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-559.85ドル(-1.75%)の31,402.01ドル、出来高増加。ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-478.53(-3.52%)の13,119.43、出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
ダウは行って来いになりましたね。。昨晩の上昇はわずか3銘柄。満遍なく売られました。NASDAQはそれ以上に下落。「上昇への試しの動き」はリセットされてます。
ダウはここのところはこのぐらいの下落でも押し戻すパワーがありましたが今回はどうでしょう。前回のディストリビューションが連発した場面が呼び水になっている可能性もあります。
一方でNASDAQは出来高水準が低いのでミニ・ディストリビューションとしています。出来高水準が下がっている中での下落です。しかし、出来高がピークのところで発生しているディストリビューションがやはり気になるところですね。
いずれも既に売り抜けがスタートしていたと捉えてもいい展開です。うーん。。やはり天井の判断は難しいな。。
とはいえ市場分析で大事なのは、正確に天井の位置を判別することではないと思ってます。最も大事なのは資産を守るために怪しい空気を察知した時に慎重なポジションを組むことですね。
結果外れて上昇してもそれは仕方がないと思ってます。資産は減らなかったわけですから。。まぁ悔しいですけどね。(^-^;
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-1202.26円(-3.99%)の28,966.01円、出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-61.74(-3.21%)の1,864.49、出来高増加。ディストリビューションです。
久々に1,000円を越える下落を見ましたね。。日経平均銘柄で上昇したのは3銘柄のみ。。ダウと同じでしたが構成銘柄数が違いますからね。。
週足では10週移動平均、日足では50日移動平均との関係性をみてますが、ファーストリテイリングとソフトバンクGはいまだチャートが崩れた感じはありません。しかしそれ以外の構成銘柄は底を割った感もでてきてます。
大型株が冴えない中で意外と頑張ってたのは新興成長株です。まぁ、周りの下がり具合がスゴイのと今までさんざん下げてましたからね。。DX成長株御三家のSHIFT、オプティムは続落もまだマシ。ブイキューブはわずかながら上昇しました。
しかし、底入れしたかといわれたら。まだまだ。。という感じがします。
東証一部市場も「上昇への試しの動き」の前のディストリビューションが天井の呼び水になってる可能性はあります。しかし、フォロースルーが出た後のこの仕打ち。。単純にサインだけでは割り切れない市場分析の難しさを物語ってますね。。
前日比-36.05(-0.94%)の3,798.00、出来高減少。
オンキヨーが大幅に出来高を減らす中で再びCAICAが増加。市場全体ではそれほど出来高が下がった感じはしません。超低位株も今日は激しく売られてますね。。思惑だけで大きく動く銘柄は下手に手を出すとヤケドするので注意です。。
マザーズ指数チャート分析
前日比-24.22(-1.96%)の1,214.09、出来高増加。ディストリビューションです。
マザーズは大幅下落にも慣れたもんで、このぐらいの下落は大したことないと感じてしまいますね。(-_-;) ラクスはこの地合いの中で上昇です。とはいえマザーズ市場全体には売り抜けの動きが継続していることは確かです。
日本市場全体に売り抜けの動きが続いてます。これを払拭するような出来高を伴った上昇が必要になってきますが、今の地合いでそれが実現するのか。。
次週から3月ですが、厳しい流れを想定しながら戦略を練っていく必要がありますね。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
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