皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
ここのところのCAICAの動きは凄いですね。一銘柄で出来高が3億株を越えているなんて、格好のマネーゲームの餌食という感じです。(-_-;)
ついついこういう熱狂的な展開を見るとライブドアショックを思い出します。価格もお手頃で誰でも買えてしまう。個人には格好の銘柄です。しかも短期で数倍に化けるとかなればついつい買ってしまいますよね。
この流れが低位株全体に広がってくるようだといよいよ狂乱状態ですね。そういうときこそ冷静に判断をしていきたいものです。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+237.52ドル(+0.76%)の31,385.76ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+131.34(+0.95%)の13,987.64、出来高増加。
米国市場も株価上昇、出来高増加となりましたが日本市場ほどの勢いにはなりませんでしたね。とはいえ史上最高値は更新。勢いは続いているんですが、ダウのディストリビューションの出方は気になるんですけどね。。
「上昇への試しの動き」のあとはジリジリ上げてますが、出来高も下がってきてるし。。わずか30銘柄の動きとはいえ、市場に与えるインパクトは大きいですから油断はできません。天井更新したところでどう動いてくるのか。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比+117.43円(+0.40%)の29,505.93円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+1.59(+0.08%)の1,925.54、出来高減少。
本日は一服といった感じでした。騰落数見ると下落のほうが多いですね。日経平均の寄与度を見るとソフトバンクGが好決算で引っ張ったようです。
先日も書きましたが気になるのはソニーの動きです。好決算で上昇してから地合いは申し分ない中で2日連続下落しました。今後の市場の流れを見るうえでは大事な銘柄だと思います。
ソフトバンクGも本日は上昇しましたが、同じような流れをたどる可能性もあります。フォロースルーが出たとはいえ、警戒感を解くことができません。。
前日比-+5.15(+0.13%)の3,858.68、出来高増加。
CAICA凄すぎますね。。市場占拠率が68%超。出来高3億3千万株。。次元がぶっ飛んでます。(-_-;)
今日はこれ以外にも実はスゴイ出来高だったんですね。出来高1千万株以上は結構多いほうなんですが上位5銘柄が全てクリア。上位5銘柄の市場占拠率が80%を軽く越えてます。
今日の出来高にはそんな事情が反映されているんですね。。しかも超低位株に出来高が集中する状況。。この市場狂乱状態は私には物凄く異常に見えるんですが。。
マザーズ指数チャート分析
前日比-2.86(-0.23%)の1,264.46、出来高減少。
相変わらずのマザーズはひっそりモード。周りはお祭りなのに取り残されてます。。出来高上位銘柄は売り一辺倒。一時は盛り上げてくれた銘柄ばかりですね。。寂しい限りです。
さて、難しい地合いになってきました。東証一部のフィーバー状態とJASDAQの超低位株への集中具合、マザーズの沈黙。。
バブルかバブルじゃないかは別として、いつも以上に企業価値が正常に判定されているとは言いずらい雰囲気ですよね。。あまりにも過剰に需給が動く様は投機的な動きが加速していると捉えるべき状況だと思います。
いつの世も投機的な動きが破滅的な結果を招く序章であることは必然です。タイミングはわかりませんが、用心に越したことはありませんね。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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