皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
今日は立春です。関東は春らしく温かい気候となりました。在宅が増えると家から出ない日も多くなるので、季節感をあまり感じなくなってしまいますね。。一日一回は外に出て深呼吸も大事かと思います。あ、人のいないところでね。(-_-;)
さて、米国も日本も1月末は調整の動きになったのですが、ここのところはリバウンドが続いており「上昇への試しの動き」が続いていますね。
とはいえ季節は春でも相場は真冬に逆戻り。。なんてことも天邪鬼市場が好みそうな展開ですから油断はできないところです。。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比+475.57ドル(+1.57%)の30,687.48ドル、出来高増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+209.38(+1.56%)の13,612.78、出来高増加。
本日は上昇。昨日は「上昇への試しの動き」から三日連続で出来高増で上昇なら「フォロースルー」と書きましたが、大事な要素を忘れていました。。一日ごとの上昇率が1.5%~2.0%であることです。
両指数とも今日の上昇幅は1.5%を越えており条件を満たしていますね。ほんとにこのままいってしまうのかよ。。という感覚なんですが、市場はこちらの心情などお構いなしですから、事実として条件をクリアしたのならそう捉えるしかありませんね。。
引き続き「フォロースルー」に向けた動きが続くのか見ていきます。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比+284.33円(+1.00%)の28,646.50円、出来高増加。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比+24.07(+1.30%)の1,871.09、出来高増加。
「上昇への試しの動き」から3日連続上昇していますが、日々の上昇幅が1.5%を越えていないため、条件としては明日以降の1.7%以上の上昇が「フォロースルー」と判断できます。
とはいえ、エムスリーやアドテストなどの主導株は下落となり、本日の日経平均の上昇寄与度の高い銘柄もすでにピークアウトして下落トレンドの中でのリバウンドの動きになっているものも散見されるところが気になってます。。
このまま上に抜けていくとは考えにくいんですが。。
前日比+11.81(+0.31%)の3,836.47、出来高減少。
CAICAとオンキヨーで53%の出来高を占めています。それを考慮すると市場全体の出来高としてはそれほど変化はないようです。リバウンドが続いてますね。直近高値を越えてきそうです。
しかし、ここまでの値幅からするとフォロースルーの条件である1.7%もの上昇をするとは考えにくいんですけどね。。チャートみると値動き大きく見えるかもしれませんが、他の市場よりここのところの値動きが小さいんで縮尺を大きくしてるんです。
1.7%上昇っていったらこの図でいくと相当ぶっ飛んだ感じになるんですが、そんなことがJASDAQで起こるのか。。
マザーズ指数チャート分析
前日比+5.48(+0.44%)の1,258.96、出来高横這い。
ボラティリティの大きいマザーズで0.44%上昇となるとほとんどノイズですね。。しかも出来高も相変わらず低い。。
決算思惑で動いている銘柄もありますが市場のパワーは弱い感じです。JASDAQといい新興市場でのフォロースルーは考えにくいんですが、東証一部でフォロースルーが出たとして果たして今回は波及効果はあるのか。
その辺も今後の観察ポイントかなと思います。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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