目次
50万円投資チャレンジ実績
2021年初めに50万円現物で取引をスタートして、CAN-SLIMをベースに投資をしながらどこまで資産を増やせるか検証していきます。
保有銘柄一覧
エアトリ【6191】株価前日比+0.42%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。朝方はさすがに低く始まりましたがジリジリ上昇して最後はプラスで引けました。とりあえず一安心ですね。あとは明日の引け方です。大きく崩れずに最悪十字線ならいいと思います。
Nexus Bank【4764】株価前日比+2.75%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。さすがに下げると思ったんですが上昇して引けました。決算思惑が結構強そうな感じですね。
さて、こちらの選定理由は先日述べた通りですが、その中で出てきた優先株を引き受けたJトラストという会社。こちらも上場会社なんですよね。
今回の契約によって、JトラストはNexus Bankの優先株169,914,000株の転換権利を得ました。これが希薄化率486%の正体です。そしてこの優先株の転換価額は127円です。
ということは、Nexus Bankの株価が128円以上であれば利益が出るということですね。そして今日の株価は262円。。ぼろ儲けです。
さらに選定理由で述べた通り、Nexus Bankの今回の株式交換による子会社化で事業構造が大転換したことによって株価はかなり割安になったと思われ、まだまだ上昇すると思うんですね。
転換価格の127円の状態でJトラストの資金調達額は現在の時価総額よりも多くなってます。そして株価の上昇に伴って株式を転換していけばさらに大きな資金が入ってくる。。
今回の株式交換による子会社化ですが、現金は一切発生していません。じゃあ誰がこの資金を負担するかといったら、転換した株を買うNexus Bankの株主だってことです。
Nexus Bankが再来年度以降も大きく成長すれば報われるかもしれませんが、事業スキームとしてそれは考えづらい。。先々は泣きを見る投資家が大勢でてくるのかなと思います。。
私の理解が正しいとしたら、こんな錬金術が合法的だなんてなんともモヤモヤしたものを感じます。
これほどの資金を調達してなにをやるのかといったら、事業計画によると「不動産特定共同事業法(不特法)」における買取保証ビジネスを始めるということのようです。
不特法ビジネスは投資家から資金を集めて不動産物件を購入し、そこから得られる利益を投資家に分配するスキームです。上場しているものがREITですね。
この購入した物件の買取保証を保険として販売するということのようです。投資家としては資産価値が低い物件に投資して逆ザヤになってしまうリスクがあるんですが、その場合に買取保証することでリスクを低減できるということですね。
保証をするうえでは当然ながら潤沢なキャッシュの準備が必要な訳です。そのための今回の再編なのかなと思います。
最近のニュースでは電通や日本通運が本社ビルを売却するというニュースが出ていますが、不動産市場における大きな構造の変化が起きてきそうです。
うまく波に乗ることができれば大きく飛躍する可能性もありますね。
ということで一応株価はチェックしていきます。
ポートフォリオ構成
今日は変更なしです。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
クロスプラス【3320】株価前日比+4.10%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。結構強いですね。。ダメかと思ったらこの地合いでしっかり戻してきました。明日も今日の水準で引ければまだまだ可能性はありますね。
オプトエレクトロニクス【6664】株価前日比+1.62%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。ちょっと出来高も増えてきた感じですかね。しかしまだ勢いは足りないかな。。
トヨクモ【4058】株価前日比-3.76%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続落。ん~。。厳しい流れですね。。取っ手部分を形成している可能性もあるためもうしばらく様子をみないと何とも言えませんね。。
明日の一手
決算が本格化してきたところで突然の急落がきました。市場全体が下落するという感じではありませんが、直近上昇してきた銘柄には売りの気配がでています。
実投資のほうで空売りしているラクスは今日大きく下げました。大きく上昇した銘柄でしたが、投資家は次の獲物に焦点を変えてきたようです。こうなると当面は下落の流れが続きそうですね。。
そういう意味では今日の地合いで上昇した銘柄を持っていたことは次の流れに乗る権利をとりあえず確保できているという状況のようです。
市場が総悲観にならない限りはまだまだキープしていこうと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-