皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
少し市場のボラティリティが落ち着いてきた感じですね。ひとまず大統領選挙をネタにした市場の動きは終了でしょうか。
さて、日本市場は来週から本格的な決算ウィークに入ります。決算発表はある意味「終わり」と「始まり」を確認する場だと考えています。
投資家、特に機関やヘッジファンドはある一定の指標を持って投資をする訳ですが、個別銘柄についての指標に対する達成度はやはり決算で図るべきものだと思います。
判断指標に対して到達したと見るのか、続伸すると見るのか、はたまた悪化すると見るのか。投資がAIにとって代わられるとしてもそこの判断基準は変わりませんよね。そこで「終わり」と捉えるのか「始まり」と捉えるのか。
なかなか日々の株価変動は読み切れませんが、唯一分かりやすい反応が現れるのがこの決算ウィークだと思います。
しっかりと動きを見極めたいところですね。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-12.37ドル(-0.04%)の31,176.01ドル、出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比+73.66(+0.55%)の13,530.92、出来高増加。
対照的な展開ですね。ダウはいわゆる重厚長大銘柄が集まってますが、ややトーンダウンな感じになってます。
が、ハイテク市場といわれるNASDAQは上昇に歯止めがかかりません。しかも出来高ですが60日前と比べると倍近いですね。。それだけ売買が活発に行われていてしかも上昇幅も伸びてます。
まだまだ資金流入が続いているということでしょうか。この勢いどこまで続くんでしょう。。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-125.41円(-0.44%)の28,631.45円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-4.00(-0.21%)の1,856.64、出来高増加。ディストリビューションです。
ボラティリティの高い展開が続いていましたが落ち着いてきましたね。TOPIXはディストリビューションになりましたが大きな売り抜けの動きという感じではないようでしたが。。
来週からの決算ウィーク次第ですが、そこで2~3回ディストリビューションが続くようだと厳しい流れだと思っています。
今週末は雨のようなのでじっくり見ようと思ってますが、ここまでの決算発表があった銘柄の値動きがどうなっているかが今後の流れを見る上では重要だと思ってます。
決算内容が良くても、いわゆる「好材料出尽くし」で下落している銘柄が多い時は市場のセンチメントが弱気に傾いている証拠です。ここから決算発表が本格的になってくればその流れが加速するでしょうから注意すべき状況かと思います。
JASDAQ平均チャート分析
前日比+10.35(+0.27%)の3,819.97、出来高増加。
またまたCAICAが出来高を増やしてきてます。。JASDAQの出来高とチャートの動きがいまいちしっくりこないのはこのCAICAのせいだと思ってます。この超低位株の売買動向が市場の出来高に反映されるのはノイズ以外の何物でもないですね。。
ディストリビューションが頻発しているのはほぼそのせいです。。こんどからCAICAは排除してみるべきかな。。でも編集が面倒くさい。。(^-^;
マザーズ指数チャート分析
前日比+8.26(+0.64%)の1,292.11、出来高減少。
最近のマザーズはNASDAQと連動するんですねぇ。日本の個人投資家も最近は米国株市場にだいぶ参入していますが、なにか関係しているんでしょうか。。
NASDAQほどではないにせよ最近は出来高も増加してますね。このまま上昇を続けるんだろうか。。下目線で見ていたんですが判断が難しいところです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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