皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
米国ではついに次期大統領の動きが本格的になってきました。相変わらず就任に向けてはきな臭い展開が待っていそうですが、就任することに間違いはないんでしょうね。
さっそく日本市場のザラ場に財政政策の発表があったようですが反応は薄い。。そのくらいは織り込み済みということですかね。
今までの情報を見ているとバイデンには「増税」のマイナス要素も懸念されていますね。今まではポジティブな解釈が市場を覆ってましたが、相場の雰囲気が悪くなってくると途端に全てネガティブに捉えられるようになってきます。
その辺の変化もしっかり感じ取りたいなと思います。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
前日比-68.95ドル(-0.22%)の30,991.52ドル、出来高増加。ディストリビューションです。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
前日比-16.31(-0.12%)の13,112.64、出来高減少。
米国市場は引けにかけて下落の流れとなりました。ダウはディストリビューションです。バイデン次期大統領が大規模な財政出動について発表しています。
ここからの市場の反応は結構大事だと思います。大統領選後の上昇は期待感なわけですから、期待通りではダメで期待以上が求められてくると思います。いずれ市場が無反応だったり下落だったりすると調整は避けられないですかね。
日経平均/TOPIXチャート分析
前日比-179.08円(-0.62%)の28,519.18円、出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
前日比-16.67(-0.89%)の1,856.61、出来高減少。
さて、、日本市場。微妙な空気になってきましたね。大型の半導体株やハイテク株が市場を支えたようですが小型株は伸び悩んでいます。
日経平均とTOPIXのダイバージェンス(乖離)が顕著になってきてますね。
JASDAQ平均チャート分析
前日比-6.97(-0.18%)の3,777.63、出来高減少。
相変わらず低位株が幅を利かせてますね。その中で出来高は減少。昨日も書きましたが、「買い」が入っていない状況で下落してます。
マザーズ指数チャート分析
前日比+9.97(+0.83%)の1,217.51、出来高減少。
マザーズは唯一上昇。ややリバウンドの動き。
昨日書いた小型株が「買われていない」状況について考えたのですが、小型株を主力として扱う個人投資家がこぞって値嵩バリュー株に向かった結果なのかもしれませんね。
値嵩株はちょっと買えばすぐに個人投資家は余力がなくなってしまいます。売買の回転率が下がり、結果的に小型株の需要が失われてしまった。。
個人投資家がフルポジでお腹一杯になったところで買い手が不在となれば、大口が仕掛けてくるのは「売り」ですよね。。
元々下目線だったので、ついつい都合のいいシナリオを考えてしまいますが、あまりにも小型株が冴えない現状ではこんな感じのことを想定してしまいます。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
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