こんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
遅くなりましたが2020年のまとめと今年の戦略についてまとめました。
昨年の年始めにはオリンピックも開催され日本は大いに盛り上がると思われていた訳ですが、フタを開けてみればコロナウイルスがパンデミックをおこし、世界中で人や経済の流れが激変する状況となりました。
株式市場も暴落に見舞われた訳ですが(今みると過去の暴落と比べるとさほど下げてませんね。)、その後は日々高値を更新するような上昇相場となったのでした。
過去の暴落局面でもありましたが、ここをチャンスとみた新たな投資家も続々と増え、それがさらに市場を押し上げたという見方もありますね。
一方で今年のスタートは真逆に真っ暗闇の状況。。
コロナパンデミックはますます状況を悪化させており、アフターコロナは先に遠ざかってしまったかのようです。。
しかし、市場は絶好調。個人投資家にとっては市場でいったい何が起こっているんだろう??と疑心暗鬼になりそうな展開ですね。
とはいえ、なんらかのスタンスをとって投資はスタートしたいものです。
私の考えが皆さんと合致しているかわかりませんが、一つの見方として見ていただければ。
目次
2020年の振り返り
波乱の2020年も終了しました。。
まずは過去の月毎の騰落と2020年の結果を比較して市場の流れを振り返ってみます。
2020年日本市場の月毎の騰落について
以下は外国人投資家の影響が大きくなった2000年以降の日経平均の各月の騰落額を表したグラフです。
青い棒グラフは2000年から2019年までの騰落額を積算したもの、赤い棒グラフは2020年の騰落額を表しています。
2019年は年末にかけて上昇して年を越しました。2020年はご存じのとおりコロナショックによって2月から3月にかけて市場は急落しました。例年年度末の3月から4月は上昇する傾向があるのですが今年の3月はコロナショックの影響を受けています。
ところがその後はコロナウイルスによって経済が停滞することを懸念した世界的な金融緩和の動きがあり、市場は年末にかけて上昇をし続けるという流れになりました。
昨年はセルインメイもこの影響で上昇してますね。夏場、例年は冷え込む市場も8月に上昇しており、11月に入ってからは例年「11月の歓喜」と勝手に呼んでいる1年で最もリターンが高くなる月に例年以上に大きく上昇しました。
「11月の歓喜」については、ヘッジファンドの決算などの動きが影響しているようですが、外国人投資家の仕込みが昨年は特に大きかったようですね。
最終的には28,000円に迫る勢いで今年は引けました。
次にJASDAQ市場です。新興市場はデータの関係上2008年からの積算になります。
JASDAQも日経平均と同様の流れでしたが、特にコロナショック直後の上昇が顕著です。さらに例年8月はひどいパフォーマンスが続いていたんですが、昨年は大きく上昇してます。
前半はかなり資金も流入したようですが、年後半は動きも落ち着きを取り戻していたようです。
続いてマザーズです。
マザーズはコロナショック前から下落トレンドの流れが続いており、そのままコロナショックに突入しましたが、ここで底を付けたようでした。その後例年は夏場に大きく下落することが多かったんですが上昇を継続。しかし、10月には例年通り下落の流れとなり、その後は落ち着いた動きになりました。
以上、3市場の動きを見ましたが、コロナショックからのリバウンドは例年とは違う流れとなり、特に夏場の下落が今年はなかったことが大きかったようです。
年後半に入ると実は例年とそれほど変わらない動きになってきたという感じですね。
2020年の投資結果
市場の流れは見てきた通りですが、今年のパフォーマンスはどうなったかというと以下のとおりです。
個別株の結果についてはまとめるのが大変だったので、投資日記をご覧いただけると助かります。(^-^;
昨年は一年を通してプラスの結果となったんですが、前半をよく見るとほとんどオプションの収益です。
市場のボラティリティが上昇した時にはやはりオプションは大きく利益を上げることができます。
オプションを買いで入るところの利点はリスクが限定されているがリターンは無限大だというところ。従ってボラティリティが高い時にポジションを上手く組めば、市場が上昇しても下落しても儲けを出すことができます。
この辺の利点はもう少しうまく活用していきたいですね。
その後はほとんどマザーズ市場に連動した状況です。昨年は例年以上にマザーズ市場に偏ったポートフォリオだったように思います。
9月に大きくパフォーマンスが伸びていますが、8月に仕込んだマザーズ銘柄がことごとく上昇してくれました。例年は大きく下落する8月だったのでおっかなびっくりな感じでしたがこれが功を奏したということですね。
しかし、10月にマザーズが下落に転じると伸び悩みました。11月に入ると成長株の上昇鈍化から相場が弱気になると見て空売りを多用するようになったのですが、マザーズは下落したものの東証一部はご存じの通り大幅に上昇。
成長株からバリュー株への流れで早晩市場は崩れるという見方はまだまだ早すぎだったようです。。
今はやや悩みながらの取り組みが続いています。。
次のページは「今後の戦略」です!