皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
今日はクリスマスの準備もあって街に出て買い物してましたが、心なしか人の数が少ないですね。。クリスマスはやっぱり賑やかなほうがいいですねぇ。。
さて、今日の市場は昨晩の欧州市場の下落を引きずったのか下落モード。米国市場は強く戻しましたけどね。ここのところずっと天井圏での動きが続いてましたから、どちらに転んでもおかしくない雰囲気ではありましたが。
昨日のTOPIXが1,800を越えていたことも一つきっかけになっているかもしれませんね。兎に角市場は天邪鬼。高値更新が下落のきっかけになったという事例は過去にも多いですからね。注意は必要だと思います。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
寄り付き低く始まり大きく上下してからジリジリと上昇。最後はやや下げましたが前日比+0.12%で引けています。出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
ダウとほぼ同じ動きですが戻しがやや弱く前日比-0.10%で引けています。出来高減少。
寄り付きはだいぶ低いところスタート。欧州が変異ウイルスのせいか、だいぶ下げてましたので引きずられるかと思いきや強く戻しましたね。これで安心かというとそういうことはないと思います。
高値更新からの市場の下落スタートというのも過去何度となくでていますからね。。世界市場が下落に向かっている中で米国市場はどこまで粘るか。
日経平均/TOPIXチャート分析
寄り付き低く始まり下落。前場はやや持ち直すも後場に入りズルズルと下落。最後はやや戻して前日比-1.04%で引けています。出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
日経平均とほぼ同様の動き。下落幅は大きかった模様。前日比-1.56%で引けています。出来高は増加。ミニ・ディストリビューションです。ダイバージェンス(乖離)は拡大。
12時時点の騰落数は、上げ241:下げ1,878:不変66
出来高はそれほど大きくない中での下落。騰落数も下落優勢ですね。特に中小型株は厳しい流れだった模様。。出来高が上昇しない中で株価が大きく下落するというのは、それだけ買いが弱いということですね。
明日の寄り付き、そこからの動きでしっかりリバウンドが入るのか。窓空けして下から始まると厳しい流れもあるかもしれませんね。。
JASDAQ平均チャート分析
寄り付きやや低く始まりズルズルと下落。最後やや戻しましたが前日比-1.47%で引けています。出来高増加。ディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ120:下げ471:不変70
低位株を中心とした値幅取りの動きで出来高も増加傾向のようです。そんな中で結構な下落の動き。新興市場は値幅取りやIPO銘柄などに需要が寄っていってますね。。マネーゲームの様相です。
マザーズ指数チャート分析
寄り付きやや低く始まりズルズルと下落。最後はやや横這いで安値圏の前日比-4.05%で引けています。出来高増加。ディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ42:下げ291:不変5
スゴイですね。。本日上場のIPO銘柄が3銘柄出来高上位にきてます。それ以外も低位株となっていて、ちょっと新興市場の荒れ具合がヒドイ感じします。。他の銘柄を売って需要がそこに集中した結果が出来高の大幅増と市場の下落に結びついたのか。。
この傾向、一度加速がつくと当面は続きそうな感じがしますね。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高】
全市場下落。昨日とは違い日本市場全体が大きく下落。
新興市場はIPO銘柄や低位株の取引増で出来高上昇か。東証一部は買い勢力の減退が目立っている感じ。
投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!