目次
11月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
買いポジション
ついに買いポジションはなくなりました。。
売りポジション
NEXT FUNDS NASDAQ連動型上場投信【1545】株価前日比-0.87%
直近60日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
NASDAQは下落。ETFも下落しました。天井圏での揉み合いが続いています。
引き続き様子を見ていきます。
ポートフォリオ構成
本日は売買無し。保有1銘柄です。
現在はNASDAQ ETFの売り、マザーズ先物の売り、プットオプションという構成になってます。個別株の売りは市場の流れが下落トレンドであることを確認したうえで空売りポイントをブレイクしたところで狙っていきます。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
買い候補銘柄
JTOWER【4485】株価前日比+10.63%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続伸。一気にピボットポイントをブレイクしてきましたね。しかし出来高水準がそれほど高くないのでまだなんともいえません。このまま週足でブレイクするのかどうか。
引き続き様子を見ていきます。
売り銘柄候補
オプティム【3694】NEW
直近120日の日足チャートと出来高は以下の通りです。
ついに売り銘柄候補をブログに登場させました。。現在ウォッチしている中でも最もオニールの考えに近いと思われる銘柄です。買いは週足で見てますが、空売りは日足で判断していきます。それだけ短期勝負ということですね。
今回オプティムを選んだ理由となるサインをチャート上に記載していますので、それぞれ説明します。
まずは赤い帯で示している「オーバーヘッドサプライ」です。これは「オニールの空売り練習帖」に出てくる言葉ですが、直近の株価より上で一定期間その株が取り引きされていた領域のことです。
要はこのゾーンで株を持っている投資家が多くいるため、株価が戻ってきたところで「やれやれ売り」が発生しやすくなるポイントとしています。実際に①と②のところで「オーバーヘッドサプライ」で押し返されているのがわかります。
オニールの空売りの最大の特徴は①②で見るような50日移動平均を越える反発を2~3回した後に、最初に天井をつけて下落した時の青点線を下抜けするポイントが空売りするタイミングであるということです。
このような動きをする理由として、オニールは直近で大幅な上昇を続けた銘柄は一度天井をつけたからと言って一気に強気の流れが崩れるわけではなく、長いこと上昇する銘柄を見て買えなかった投資家が「割安になった」と判断して買いが入るためと述べています。
そしてこの強気のセンチメントが崩れて空売りのポイントがくるのは、おおよそ天井をつけてから5~7カ月後になることが多いといっています。オプティムが実際に天井をつけたのは8月中旬です。
時期的には1月中旬~3月中旬がその時期となりますが、今の株価が再度調整ラインから反発して3度目の天井をつけて下落してくるとそのぐらいのタイミングになりますね。
もしくはこのまま調整ラインを切る可能性もあるため、その時はインを検討したいと思ってます。
売却後・買戻し後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
売却後の値動き
ホープ【6195】株価前日比+0.98%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。リバウンドというには弱すぎです。。今後ブレイクの動きがあったとしても既に値動きが大きくなっており、CAN-SLIM銘柄として適切なベースを作る流れにはならない感じですね。
引き続き様子を見ていきます。
ミンカブ・ジ・インフォノイド【4436】株価前日比+3.38%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。少し大きめのリバウンド。こちらもボラティリティが大きくなっており、適切なベースを作るような環境ではないようです。今後ブレイクの流れがあったとしても厳しい感じがします。
引き続き様子を見ていこうと思います。
Chatwork【4448】株価前日比-5.19%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続落。出来高を伴った売りが続いてます。もうパニック売り状態ですね。。こんなに大崩れするとは思いもよらず。。投資の難しさを思い知りますね。。
引き続き様子を見ていきます。
ログリー【6579】株価前日比-5.18%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は続落。ログリーも売りが続いています。上昇が大きかっただけに抜ける時もきつい。。ホープの流れを見てて思いますが、深い調整が入った時というのは上昇の流れが終わる前のサインなのかなと感じています。その後一時的に反発したところが売り抜けのポイントになるんでしょうね。
ログリーは天井付けた次の週が大きな調整となり、翌週がリバウンドだったんですがそこが売り抜けのポイントということになります。
今後チャートを見る時のポイントとしてルール化しておきたいですね。
引き続き様子を見ていきます。
明日の一手
本日の市場は調整の流れでしたが東証一部に大きな売り抜けの動きは見えず、逆に新興市場はリバウンドの動きだったんですが弱い流れでした。
引き続き東証一部への資金流入、新興市場から資金流出が続いています。ウォッチ銘柄は相変わらずひどい動きとなっており、今日はついに空売り候補銘柄を一つあげて見ました。
今年前半の上昇を牽引した銘柄の中には実は似たような動きをした銘柄は結構あると思ってます。成長株とマザーズ市場が厳しい中ではこれらの銘柄の動きを追っていくしかありませんね。。
苦手な空売りですが、なんとか成果を出せるように粘り強く取り組んでいこうと思います。
引き続き個別銘柄と市場の動きを逃さないように見ていきたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-