皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
今日で10月相場も最後でしたが大きな落とし穴が待っていましたねぇ。。例年11月は一番の稼ぎ時となる「11月の歓喜」(私が勝手に決めたアノマリーです。。)なんですが、今年に限ってはどうにも雲行きが怪しい感じになってます。
市場にとってはコロナウイルスによって、経済の循環の仕方が大きく変わってしまったのかもしれません。今までの流れが通用するかどうか、しばらくは検証が必要な感じですね。。
週末には月まとめの記事を書く予定ですので続きはそこで述べたいと思います。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
寄り付き下落しましたがそこから上昇。一度は横這いの動きになりましたが午後に入ってからさらに上昇。その後はやや下げ気味に推移して最後下落して引けています。出来高減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
ダウとほぼ同様の展開でしたが寄り付きの下落がなかった分上昇幅は大きかった模様。出来高減少。
昨日は両市場ともリバウンドの流れでしたが、出来高も減少しており前日の下落幅に比べて明らかに弱い戻し。。底を打ったといえる状況ではないようです。
引き続き警戒しながら見ていく必要がありますね。
日経平均/TOPIXチャート分析
寄り付きやや低く始まりズルズル下落。一度は揉み合いの動きとなりましたが後場に入って下落を加速。安値圏で引けています。出来高増加。ディストリビューションです。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
日経平均とほぼ同じ動きだが、寄付きが低く始まった分下落幅は大きかった模様。ダイバージェンス(乖離)は拡大。出来高増加。ディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ338:下げ1,776:不変59
今日は明らかな売り抜けの動きになりました。今週は2回のディストリビューションが発生。コロナ後の高値を付けてから発生したディストリビューション以来の大きな売り抜けの動きです。
ここまで小康状態を保ってきた東証一部ですが、下落の方向に舵を切ったのかもしれません。。来週以降の動きは最大限の警戒でみていったほうがいいですね。
JASDAQ平均チャート分析
寄り付きプラスでしたがすぐにマイナス圏に落ちてあとは一直線に下落。最後はやや戻して引けています。出来高増加。ディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ163:下げ399:不変50
JASDAQにも大きなディストリビューションが発生しました。ダブルトップからの下落の流れを継続。まだそれほど出来高の水準が高い感じではありませんがさらに出来高を増やして下落が加速するような展開になるとかなり厳しい状況になると思います。
引き続き警戒が必要です。
マザーズ指数チャート分析
JASDAQとほぼ同様の展開。出来高増加。出来高平均よりもやや低いのでミニ・ディストリビューションとしています。
12時時点の騰落数は、上げ43:下げ281:不変6
今日は出来高上位の占拠率は低くなりましたが全体出来高は増加。ミニ・ディストリビューションと判断したものの、市場全体に売り抜けの動きが拡がっていたことは確かなようです。
どちらに向かうかと思っていたマザーズも踊り場から下落に舵を切ったのか。。しばらくは厳しい相場環境を覚悟したほうがよさそうです。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
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市場動向【価格/出来高】
全市場下落。日本市場全体に売り抜けの動きが見えました。東証一部のダイバージェンス(乖離)は拡大。
全体的に出来高を伴っての下落です。厳しい状況になったといえます。
投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!