皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
マザーズは先週の流れが続いて暴落が止まりませんね。。含み益がバンバン減っていくのを呆然と見ておりました。。(-_-;) 正直、ザラ場中はどう振る舞うべきかかなり迷ってしまいました。。
今後の流れについて、かなり覚悟の上で今日は市場分析を始めたのですが、データを分析して見るとザラ場に感じた絶望感とはまた違う雰囲気を感じています。
まぁ、これを覆すような動きがあればもうお手上げなんですが。。(-_-;)
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
寄り付きやや高く始まるもズルズルと下落。午後は戻す展開でしたがマイナス圏で引けています。出来高増加。出来高を伴って下落しましたが下落幅が-0.2%まで行ってませんのでディストリビューションとは見ていません。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
ダウと同様の展開でしたが午後の上昇幅が大きくなりプラスで引けています。出来高減少。
小幅な動きが続いています。来週の火曜日が大統領選ですから動くのはそこからでしょうかね。引き続きどのタイミングでどのくらいの勢い(出来高)でどっちに進むのかを見ていこうと思います。
日経平均/TOPIXチャート分析
寄り付きやや高く始まり上下しながらマイナス圏まで下落。後場は揉み合って引けています。出来高減少。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
日経平均とほぼ同じような動きでしたが、下落がきつかった模様。出来高減少。ダイバージェンス(乖離)は拡大。
12時時点の騰落数は、上げ1,002:下げ1,056:不変114
なんだかどんどん出来高が細ってますね。。この辺は米国市場と同様。大口は売買を控えているようです。完全に来週の状況を様子見している感じですね。今週は流れに大きな変化は無しか。
出来高が極端に低い中でダイバージェンス(乖離)が拡大している原因としては、後程マザーズのところで述べますが個人の中小型株の強制決済が絡んでいるのかもしれません。
JASDAQ平均チャート分析
寄り付きやや高く始まるもズルズルと下落。そのまま底値圏で引けています。出来高増加。ミニ・ディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ299:下げ261:不変74
出来高上位銘柄は株価上昇してますね。。市場占拠率は50%あります。前場の騰落数は五分五分でしたが、そこから他の銘柄は結構売られた感じのようです。18時時点の騰落数の発表もちゃんと見ておいたほうがいいですね。
恐らくですが、次に述べるマザーズの追証決済に引きずられたような気がします。全体に売られていたという感じではないようです。
マザーズ指数チャート分析
寄り付きからズルズルと下落。そのまま底値圏で引けています。出来高減少。
12時時点の騰落数は、上げ104:下げ213:不変11
今日は結構出来高下げました。その中で大きな株価下落。5位に入っているメディカルネットなんかもそうですね。出来高半分くらいに落ちてるのに株価は-11%です。これ、大口が絡んでいるんではなく、個人の追証による強制決済の流れなんでしょうね。
まだ確証できる話ではないですが、今後も出来高増の下落がない限りはその公算が高くなりそうです。だいぶマザーズバブルで信用残高が積み上がってますからね。。この流れがどこで落ち着いてくるのか。
一般的な個人投資家は中小型が中心ですから、マザーズ銘柄の急落で泣く泣く他の市場の中小型株を売ったことが東証一部のダイバージェンス(乖離)の拡大やJASDAQの下落にもつながったように思います。
このまま出来高が低調なまま下落するならそれほど怖くはない感じですが、出来高も上昇してきたら本格的にやばそうな感じです。
出来高に気を付けながら今後の推移を見守りたいと思います。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高】
全市場下落。マザーズは強制決済下落か。釣られて東証一部のダイバージェンス(乖離)は拡大。
全体的に出来高は下落傾向。大口よりも個人中心の動きか。
投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください!