皆さんこんにちは！「あずさん」ことAS Windです。
昨晩は米国市場が急落。各指数にディストリビューションやストーリングが連発していたこともあり、結構な下落となりました。ここからの動き、リバウンドもあるでしょうけど天井を示す動きになっていないかしっかり見ていったほうがいいですね。
日本市場もコロナショックのように米国と連動するかと思いましたが比較的堅調な動き。コロナ前と後では米国市場と日本市場の連動性は明らかに低下してますね。
それぞれの市場の動きをしっかり見て適切にポジション調整していきたいと思います。
それでは本日の分析スタートです！！
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の６つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NASDAQチャート分析
寄り付きから低く始まり上下の動き。最後は安値圏で引けています。出来高は減少。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
寄り付きから低く始まりやや上昇。その後は横這いでしたが最後ズルズルと下落。安値圏で引けています。出来高は増加。ディストリビューションです。
今日はS&P500にもディストリビューション。どの指数にも売り抜けの動きが見えてます。米国の純粋なCAN-SLIMerであれば恐らくもう手を引いているか空売りに転じているんじゃないかと思います。
ここからは天井を示す動きがでているのかしっかり見ていきたいと思います。
日経平均/TOPIXチャート分析
寄り付きから低く始まり上下しながらやや下げてましたが、後場に入ってからは値を戻して引けています。出来高は増加。ディストリビューションになってます。
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
今日は日経平均とほぼ同じ動きでした。出来高は増加。こちらもディストリビューションです。
12時時点の騰落数は、上げ248：下げ1,854：不変70
今日は米国市場の流れを受けて売り抜けの動きが目立っています。米国市場との違いは米国が上ヒゲですが、日本は下ヒゲであることですね。より米国のほうが深刻ということです。
と言っても日本が安堵する状況かというとそうとも限らないですね。。ここから出来高を伴った大きな下落があると本格的な下落トレンドへの流れにもなりかねない展開です。
明日以降も充分注意が必要です。
JASDAQ平均チャート分析
寄り付きからやや低く始まり狭い範囲で上下する流れで高値圏で引けてます。出来高は減少。
18時時点の騰落数は上げ155：下げ363：不変75
JASDAQには大きな流れの変化は見えません。米国の影響はあまりないようですね。相変わらず低調ではありますが。。
マザーズ指数チャート分析
JASDAQとほぼ同じ展開。寄り付きからやや低く始まり狭い範囲で上下する流れで高値圏で引けてます。出来高は増加。一応ミニディストリビューションになってます。
18時時点の騰落数は上げ68：下げ253：不変5
騰落数見ると厳しめですが、出来高上位は上昇銘柄が多かったですね。リバウンドの流れから一部銘柄は急騰したようです。
マザーズは最近NASDAQにお付き合いする流れでしたが、昨晩の下げには付き合わなかったようです。ちょっとホッとしましたね。ただ、まだ予断を許さない展開は続きそうです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高】
東証一部は昨晩の米国市場にやや影響を受けた形。新興市場はそれほどでもないか。
東証一部にはディストリビューションがでてます。
投資銘柄実績とウォッチ銘柄の分析は次のページをご覧ください！