目次
8月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
買いポジション
ホープ【6195】株価前日比+11.81%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
先週の流れを継続。週始値の位置は良かったですね。どこまで上昇の流れが続くか。落ち着いた後は横這いの調整の流れになるといい展開です。
引き続き様子を見ていきます。
ジモティー【7082】株価前日比+10.73%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
いい位置から週始値スタートで決算受けて上昇の流れ。今週頭にインでまったく問題なかったな。。このまま新高値をつける流れとなっていくのか。
引き続き様子を見ていきます。
ログリー【6579】NEW
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
またまたいきなり登場のログリー。週末にスクリーニングして今週からピックアップに入れる予定でしたが、先週S高からの流れで値がついて続騰したので上げが一段落したところでインしてみました。その後上昇したものの後場に急落。なんとかプラスで引けた感じです。
このタイミングでインした理由ですが、決算数値を見てみます。
Cの要素を判断する四半期決算の推移です。
ここのところズタボロな決算が続いていたんですが、ここにきて前年同期の18倍、前期からは370倍で過去最高のEPSを記録しています。こりゃビックリの結果です。S高が連発するのもわかります。これで2期連続だったら完璧だったんですが。
続いてAの要素を判断する年間決算の推移です。
前年まで下げ続けてきたEPSですが、先日の決算で上方修正を発表し一気に2年前の基準に戻っています。今後の決算次第というところもありますが、十分新高値をつけてもおかしくない水準に戻ってきたと考えてよいかなと思っています。
ということでまだまだ上昇余地はあると判断してのインです。
引き続き様子を見ていきます。
売りポジション
本日の売りポジションはありません。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
買い候補銘柄
オプティム【3694】株価前日比-10.69%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
決算受けて下落しています。年間のEPSは大幅改善を見込んでおり、前年同期比EPSも黒字転換してますが年間の利益進捗率は2.6%となり売られたようですね。短期的にはマイナスですが今後の進捗によって大きく上昇する余地もありそうです。
引き続き様子を見ていきます。
プロレド・パートナーズ【7034】株価前日比+0.20%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
小幅な値動きが続いています。EPSの伸び率もやや精彩を欠いています。9月の決算でサプライズが見えないと厳しそうですね。
一旦ピックアップからは外します。
NexTone【7094】株価前日比+8.32%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。この銘柄も前四半期からEPSが5倍になってますからね。なかなかの成長銘柄だと思います。もうちょっとピックアップから外さずに様子を見ていくことにします。
フィードフォース【7068】NEW
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
ちょっと気づくのが遅かったですね。。フィードフォースのCA要素を見てみます。
Cの要素を判断する四半期決算の推移です。
6末の決算で四半期EPSが前年同期で154%増、前期から5倍になってますね。結構なサプライズです。
続いてAの要素を判断する年間決算の推移です。
増加率は3年連続増にはなってませんが、着実にEPSを増加させていってますね。2期前から7倍になってます。
この決算後、1カ月ほど調整の動きとなってましたがブレイクして上昇を開始しています。いい仕込み時期だったんですが。。
次の調整に入るまで様子を見ていこうと思います。
売却後・買戻し後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
売却後の値動き
ミンカブ・ジ・インフォノイド【4436】株価前日比+4.24%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
ミンカブ徐々に戻してますね。CA要素を見る限りそんなに悪くない銘柄だと思ってます。
Cの要素を判断する四半期決算の推移です。
今回の決算で嫌気されたのが、前期からのEPSの大幅ダウンだと思うんですよね。ところがこの銘柄は季節性があるようで4Qに数字が上がる傾向にあります。前年同期増加率で比べれば、90%増から226%増と大幅に増えているんです。私が期待しているのはここの部分ですね。
続いてAの要素を判断する年間決算の推移です。
数字として弱いのがここです。最新の決算予定では前年から5%しかEPSが伸びないんですよね。。今後の決算で前年同期四半期EPSが100%を越えるような増加率と年間決算の大幅な上方修正がでると爆発する可能性が俄然高まるんですが。。
引き続き期待を込めて見ていこうと思います。
Amazia【4424】株価前日比-1.69%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
週始値も低いところから始まりました。ややEPS成長率にも陰りが見えてきてることもあり、今後は相当サプライズがないと厳しい状況だと思います。
引き続き様子を見ていきます。
明日の一手
持ち株は大幅上昇となりましたが、市場としては夏枯れな感じの展開でした。休み明けで盛り上がるかと思ったんですがね。。
今回選別した銘柄はかなりEPSの成長率にフォーカスしています。四半期EPSと年間EPS、株価はより四半期EPSに反応して値動きをとると思いますが、長期的には年間EPSが効いてくるんでしょうね。この辺を意識しながら銘柄の動きを追っていこうと思います。
引き続き市場の動きと個別銘柄の動きを見逃さないように観察していきます。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-