目次
今後の戦略
さて、毎度恒例ですが今後の指標となる、外国人投資家の影響が確認できるようになった2000年から2019年の各市場の月毎騰落率と市場の月足の流れで今後の傾向を探ってみます。
青が通算の結果、赤が今年の結果です。
東証一部の流れ
年初の例外的な動きのあとは徐々に動きが収まってきています。全体の流れを示す点線も位相があってきてますね。例年7月~10月は「死のロード」です。
全体の流れを見る上で月足チャートも見ておきます。
いくつか補助線を引いていますが、やや下落トレンドのバンドに入ったような感じがしますね。21,000円あたりが抵抗ラインになりそうですが、ここまでは最低でも調整しそうな流れです。
新興市場の流れ
JASDAQとマザーズの月毎の騰落率です。
全体の流れは例年通りですがJASDAQはやや下ブレてますよね。マザーズは6~7月はリバウンドが継続して粘ってましたね。そして新興市場には大問題の8月を迎えます。7月31日のディストリビューションがやっぱり不気味ですよね。
下落が加速しながらの8月突入です。
次に月足チャート見ておきます。
こちらも下落バンドに入っているようですが、3,500円が抵抗ラインになっているようです。3,500円を越えるようだと3,800円辺りまでは行きそうな感じです。
対してマザーズはというと。
こちらも下落のバンドが見えてきたか。バンドの上限および1,030辺りの抵抗ラインで跳ね返されてますね。800辺りまでは調整してもおかしくはない流れです。
個別銘柄のポジションについて
先月にもまして厳しい地合いとなってますので、よほどいい動きを見せる銘柄がない限りは買いポジションは控えていこうと思います。ただし、下げ相場でこそ強い銘柄を見つける好機であるということは、最近書き直したCAN-SLIMの「L」の項目でも述べているところです。
しっかりとスクリーニングをして次の上昇に備えていこうと思います。売りに関しては反省を活かして「売り抜け」の動きが見えてから弱い上昇を見せて天井を更新するタイミングを狙っていこうと思います。
8月に入るとともに梅雨明け。暑い季節がやってきます。投資は努めてクールに取り組んでいきたいですね。
それでは熱中症と今年はコロナも気を付けて8月相場も頑張っていきましょう!!
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-