目次
今後の戦略
さて、毎度恒例ですが今後の指標となる、外国人投資家の影響が確認できるようになった2000年から2019年の各市場の月毎騰落率と市場の月足の流れで今後の傾向を探ってみます。
今年はやや特殊な年なので、今年の結果も合わせてプロットしてます。
東証一部の流れ
赤いほうが今年の結果ですね。青が20年分の積算です。例年は上昇するはずの3月に大きく下落してます。そして5月には逆に大きく上昇。コロナの影響で流れが大きく崩れてますね。6月は少し落ち着きましたかね。ここからは例年は「死のロード」が待っているんですが、今年ばっかりはなんともいえません。とはいえ「セルインメイ」のこともあるので無理は禁物の夏場ですね。
全体の流れを見る上で月足チャートも見ておきます。
BOX相場から下に突き抜けたように見えましたが先月戻してます。今月は上ヒゲの長い形で終了。やや天井を意識する流れですね。7月下落で終了するようだと下落トレンドの疑いが濃くなりますね。
今は出来高が低い中で上昇の流れになってます。大きな売り抜けの流れには気をつけたほうがいいですね。
新興市場の流れ
JASDAQとマザーズの月毎の騰落率です。
各月の騰落にブレはありますが、全体の流れを表す線は一致しているんですよね。新興市場は実は例年と変わらない流れなのかもしれないな。と考えればやはり7月8月は要注意なんですよ。。
次に月足チャート見ておきます。
今月は大きな出来高を集めての十字線の展開。この出来高は低位株祭りの影響でしょうけどね。やはり気になる動きではあります。3,500円は19年前半にはなかなか越えられない壁でしたから、そこで再び跳ね返される可能性もありますかね。
対してマザーズはというと。
先月も1,000は過去には転換点になっていると書きましたが上ヒゲを伸ばして怪しい流れになってますね。ここを抜ければ結構上昇しそうなんですが。。
個別銘柄のポジションについて
ということでどの市場も下落に転換してもおかしくない状況になっています。例年の傾向からも夏場は厳しい地合いになることが多いです。特に新興市場は。新興銘柄を中心にポートフォリオを組む私にとっては手を控える時期だということです。昨年はむやみにポジションを拡大して痛い目にあってます。
今年は仮に買いポジションを取るにしても資産の30%以内には押さえたいと思います。
ということで基本は売りポジションを検討することになる訳ですが、異様に売りが下手。(-_-;) 個別銘柄についてはあまり手を出さず、急落が予想されるときはオプション、それ以外は指数売りを基本で考えようと思います。
梅雨真っただ中で西日本は豪雨になってます。早く梅雨明けしてほしいですね。
それでは7月相場も頑張っていきましょう!!(もう1/3過ぎたけど。。)
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-