皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。
昨日は夏至だったようですね。夏至を過ぎると何となく一年のピークを越えた感じがするんですが、今年はまだなんもしてないなぁ。。
2020年は節目の年になるはずでしたが、こんな展開になるとはねぇ。。
株式市場もすっかり流れが乱れている状況。そろそろ金融引き締めの局面かと思っていたら史上最大の金融緩和政策が取られたり、、展開が無茶苦茶になってますね。。
今後も見たことないような展開が待っていそうな気がする。。。
それでは本日の分析スタートです!!
目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNY市場の動きも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。
NYダウ/NYSE総合株価指数/NASDAQチャート分析
先週末は日本でいうところのメジャーSQである、クアドルプルウィッチング(四人の魔女という意味らしい。アメリカらしいね。)がありました。展開は寄り天。午前中はプラス圏でしたがマイナスに下げたあとはもみあいの動きで引けています。クアドルプルウィッチングの時は毎回出来高が急増してます。結果、ディストリビューションになってます。
前回のクアドルプルウィッチングはちょうどコロナ・ショックの底だったんだな。。もうちょっと分析が必要だけど、直前には結構大きな市場の動きが入ったりしてます。今回も突然の急落がありました。
一方、NYSE総合株価指数はどうだったか。
こちらも展開はほぼ同じ。出来高は増加。
一方、NASDAQ総合指数はどうだったか。
こちらは朝方高く始まって一時マイナス圏まで下げましたが、最後はかろうじてプラス圏に戻して引けています。出来高は増加。ストーリングの動きがでてる。
クアドルプルウィッチングが絡んでいるとはいえ、大きな出来高でディストリビューション、ストーリングが発生。
これが今後の市場の展開にどう影響を与えるかな。。。
日経平均/TOPIXチャート分析
朝方低く始まったものの前場は上昇。後場に入ってからは揉み合いから下落して引けてます。出来高は減少。
なんかスゴく出来高下がってる。。なんでこんなに様子見ムードなんだ??
対してTOPIXの動きは以下の通りです。
日経平均とほぼ同様の展開。出来高は減少。
18時時点の騰落数は、上げ913:下げ1,150:不変103
先日の日記にコメントを頂いて、上昇銘柄ランキングについてはあまり意味がないかな~と思ったので一旦外しました。(^-^;
市場分析に意味があるデータが何かについてはまた検討したいと思います。
出来高前日比の数字が一部変になってますね。。直す気力がないので今日はご勘弁を。。(-_-;)
今日は万年1位のみずほ銀行も出来高が約半分になるなどだいぶ控えめの展開だったようです。
揉み合いが続く中での出来高の急減。ここからどっちの方向に向かうんでしょうね。週足で見ると下落トレンドに転換したともとれる状況になってます。今週の引け方は結構大事な局面な感じ。果たしてどうなるか。
JASDAQ平均チャート分析
朝方からジリジリと上昇。後場やや下げましたが最後上げて引けてます。出来高は増加。ジリジリと上げを継続して天井更新。
18時時点の騰落数は上げ321:下げ268:不変53
いつもの銘柄が上昇の動きを見せた模様。出来高も相当増えてるな。。出来高占拠率も高くなっており、この辺が出来高増に影響を与えたか。まだまだ個人の買いは旺盛ですね。
マザーズ指数チャート分析
朝方からジリジリ上昇。後場やや下げるも戻して高値圏で引けてます。出来高は減少。天井を更新してます。
18時時点の騰落数は上げ175:下げ136:不変10
4500番台(医薬系)祭り継続。出来高はすっかり収まったな。。天井は更新したものの、やや個人の買いの勢いも衰えてきたのか。。天井更新も油断のできない展開かもしれないな。。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高】
東証一部は下落。新興市場は上昇。個人の買いが続いているか。
JASDAQは出来高増加。相変わらず低位株祭りが続いてます。マザーズには出来高が収束する動きも。東証一部は急減。。何かが始まる前なのか??
6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
買いポジション
Fringe81【6550】株価前日比+3.05%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇するもピボットラインは越えず。前場上昇したが後場はズルズルと下落して引けてます。出来高は増加。
今週中にピボットラインを越えて引けてほしいところ。
引き続き様子を見ていきます。
売りポジション
本日の売りポジションはありません。。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
オプティム【3694】株価前日比+2.54%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
朝方からジリジリと上昇。後場やや下げるも横這いで引けてます。出来高は横這い。調整に入るかと思ったけどまだまだ強いな。今週はまずはピボットラインをキープして引けてほしいところです。
引き続き様子を見ていきます。
ALiNKインターネット【7077】株価前日比-2.99%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
朝方上昇もすぐに下落。その後はズルズルと下げて引けてます。出来高は減少。スタートはいいところかな。あとはピボットライン上で引けてくれるといい流れかと。
引き続き様子を見ていきます。
ロジザード【4391】NEW
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
新たにロジザード追加しました。コロナ禍で勢いを増している通販業界においてクラウド在庫管理システムを展開しており、今後成長が期待できる銘柄です。株価は順調に切り上げてきてます。本日もピボットラインより上でスタート。このまま水準をキープしていくか見ていきます。
売却後・買戻し後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
チームスピリット【4397】株価前日比-0.52%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
今日は朝方から急上昇した後はズルズルと下落。マイナス圏で引けています。出来高は減少。だいぶ出来高下がってます。ピボットラインから上に抜けてきたけどしっかり水準キープしていくのか。
引き続き様子見ていきます。
チエル【3933】株価前日比-2.72%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
朝方下げて始めるもすぐに上昇。後場はズルズルと下げて引けてます。出来高は増加。ちょっと嫌な展開かな。このまま下がっていかなければいいが。。
引き続き様子を見ていきます。
明日の一手
米国市場には一斉にディストリビューションが発生し、東証一部は出来高が急減。日経平均を週足で見ると今週をプラスで引けるかマイナスが引けるかでだいぶ印象が変わりそう。
外国法人の動きで一気に形勢が決まりそうな感じもするな。。ディストリビューションを受けた今夜の米国市場が気になるところ。
新興市場の勢いはまだ続いているが個人中心の流れ。ただマザーズの出来高はだいぶ落ち着いてきたイメージ。天井を更新してきたものの、ここからの動きには注意したほうがいいかな。
ウォッチ銘柄にはいい動きが多いんだけど、あまり積極的には買いにいけない雰囲気が市場には漂ってるなぁ。。
下落リスクはプットオプションで押さえているので、まずは現状のポジションを維持しつつ様子見に徹しようかなと思ってます。
引き続き市場の動きと個別銘柄の動きを見逃さないように観察していきます。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-