2020年06月投資日記

爆上げスタートの市場に死角はない? CAN-SLIM投資日記【2020/6/8】

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皆さんこんにちは!「あずさん」ことAS Windです。

先週末のNY市場の上昇は凄かったなぁ。株式市場にはコロナ禍などどこ吹く風ですね。

実体経済は徐々に動きだしているけれども、以前の需要に戻るにはまだまだ時間がかかりそうだし、そもそも人々の消費の考えが大きく変わった可能性もあるというのが最近の論調ですね。

今は金融緩和の効果もあって上昇しているところもあるけど、一巡してしまえばやはりその後の成長がどうなるのかが徐々に市場を支配していくことになるんでしょうね。

自分としてはアフターコロナも意識しつつ、今の株式市場の恩恵も受けそうな銘柄を慎重に選択しながらの投資が続きそうです。

短期的なリターンは大きくないかもしれないけど、ケガも少ないし、大化けの可能性もあるかなと。

思惑通りいくといいんですけどね。

それでは本日の分析スタートです!!

各市場チャート分析

CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNYダウも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。

市場の具体的な分析方法については以下の記事を参照してください。

NYダウ/NYSE総合株価指数チャート分析

先週末は再び爆上げですね。朝から高値圏で推移して引けてます。出来高は増加。雇用統計がきっかけのようですが、プラスのニュースに素直に反応する辺り、市場としては上昇の流れにあることの証左かなと思います。ただしジワジワあがる展開のほうがよかったんですけどね。

一方、NYSE総合株価指数はどうだったか。

こちらもほぼ同じような動き。高値圏での揉み合いになってますね。出来高は増加。コロナ暴落時の出来高水準になってます。出来高を伴っての揉み合いが今後の流れに影響を与えなければいいんだけど。

引き続き上昇の流れが続いていくのか。

日経平均/TOPIXチャート分析

NY市場の流れを受けて強かったなぁ。朝方から高く始まって23,000円台で上下の動き。最後は上昇して高値引け。出来高は増加。軽々と天井を抜けてきました。

対してTOPIXの動きは以下の通りです。

日経平均とほぼ同様の展開で高値引け。出来高は増加。ダイバージェンス(乖離)はやや広がった感じ。日経平均に比べるとやや弱かったですね。

12時時点の騰落数は、上げ1,292:下げ795:不変82

総じて出来高は増加傾向。株価も上昇傾向ですね。レナウンが流れに乗って上がってますね。まぁ、マネーゲームの域をでませんが。

業績悪化銘柄も上昇のこの流れ。大きく買われている感じですね。昨日のNYの流れを汲んだ外国人の買いですかね?

 

週末にはメジャーSQが控えているみたいですから、思惑を含めた動きが今週は続きそうですね。

JASDAQ平均チャート分析

朝方から高く始まって前場は垂れた場面もありましたが、すぐに上昇。後場は上下しながらジリジリ上昇。高値圏で引けています。出来高がまたスゴイことになってます。。

12時時点の騰落数は上げ410:下げ175:不変49

今度はCAICA祭りですか。。。まだまだ祭りは続きそうな感じ。今日は上昇上位の出来高がかなり高い状況。ターゲットを移しつつ個人の活況な売買が続いてますね。

マザーズ指数チャート分析

朝方マイナスになる場面もありましたがジリジリと上昇。そのまま高値圏で引けています。出来高は増加。

12時時点の騰落数は上げ228:下げ81:不変12

医薬系中心に引き続き強い動きが続いてるなぁ。流れは継続しているようです。幅広い銘柄に買いが入っています。今の流れでいくとこのまま天井更新になりそうですね。

 

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

市場動向【価格/出来高】

全市場上昇。まだまだ勢いは継続。東証一部のダイバージェンス(乖離)はやや広がったか。JASDAQの低位株祭りは続いてますが、市場全体としてはそれほど伸びてませんね。

出来高は全体的に増加。JASDAQはCAICAを中心として低位株で出来高がスゴイことになってます。

6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

買いポジション

チエル【3933】株価前日比-2.30%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

朝方はプラス圏で始まりましたがその後はズルズルと下落。後場戻すも最後は再び下げて引けています。出来高は減少。

週始値としては悪くない位置でスタートしましたが、その後下落の動きがあったので早めに一部売却しました。このままズルズル下がらずに先週に続いて調整の動きになれば来週以降の再度上昇も充分あるかなと思います。今週は耐える一週間かなぁ。

引き続き様子を見ていきます。

チームスピリット【4397】株価前日比+1.95%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

朝方高く始まりましたが前場はプラス圏でズルズル下落。後場に入ってからジリジリと上昇しましたが最後下げて引けました。出来高は増加。

ブレイク水準はキープ。悪い動きではなかったかな。明日以降も粘りの動きを見せてほしいところだなぁ。

売りポジション

本日の売りポジションはなしです。。

CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。

AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」

AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング

空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。

ピックアップ銘柄

今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。

オプティム【3694】株価前日比+0.32%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

先週からの調整を継続。出来高は増加。もうちょっと調整の動きが続きそうですね。少し市場の関心が薄れるくらい値動き収まってもいいかなという感じです。

引き続き様子を見ていきます。

売却後・買戻し後の動き

実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。

Amazia【4424】株価前日比-1.10%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

今日も微妙なところからスタート。当落線上をフラフラと。。出来高は減少。自分的には好きなパターンですね。ここからジリジリ上昇するといいんだけど。。

引き続き様子見です。

明日の一手

ここのところは安心して見ていられる市場の動きですね。あとはこの流れがどこまで続いていくかです。

理屈を抜きに上昇する今の状況は金融緩和の効果が発現しているということなんだろうなぁというのが実感です。今の金融緩和は一国の政策というよりも全世界的な規模で発生していることを考えると当面はうまくバランスを保つのかもしれないなという気はします。

次に問題になってくるのは世界的な金融政策の足並みの乱れやどのタイミングで引き締めが発生してくるのかでしょうが、今のところはまだ見えません。

オニールも「株式市場の方向」の中で金融政策の変更による影響に注意するように述べています。

持ち株やウォッチ株には調整の動きもやや見えています。流れの中で市場の騰落は必ず発生するので、調整ラインを割るような動きがあれば撤退の方向もあるかなと思います。

引き続き市場の動きと個別銘柄の動きを見逃さないように観察していきます。

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本 -このブログの元となる考え方が書かれた株式投資の必勝法です-
お薦めの本 -初めてオニールと出会ったのがこの本。投資方法に悩んでいる人は必読の書。自分にピッタリの投資家に出会えますよ-

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