2020年04月投資日記

続落するも出来高は減少、だが買いも弱い CAN-SLIM投資日記【2020/4/22】

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各市場チャート分析

CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNYダウも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。

NYダウチャート分析

昨晩のNYダウは下落。朝方から低い位置で始まり、すぐにやや持ち直したものの再び下落。その後はもみ合って引けに下落して終了。出来高も前日より上昇しているため、ディストリビューションになりました。

久々のディストリビューションの発生。これで日米そろい踏みですね。(^-^;

明日以降も下落を引きずるかどうか。動きには注意していきたいですね。

日経平均チャート分析

本日は下落。朝方下落しましたがその後はジリジリと上昇、後場に再び下落するも引けにかけて上昇しました。出来高は昨日よりも下落。日銀は今日も昨日も買い入れを実施。今日は売り圧力はそれほど強くなかったようですが、明日どのように展開するか。日銀もここは支えきりたいところかもしれません。

TOPIX平均チャート分析

本日は下落。ほぼ日経平均と同様の動きでしたが、引けの上昇はやや弱かったか。ここから先の市場の流れの中で売りのサインが出た時には充分に注意したほうがよさそうです。

JASDAQ平均チャート分析

本日は下落。朝方は下落でスタート。前場にジリジリと戻しましたが、後場に入って下落。その後はやや戻すも引けに下落しました。出来高は昨日より下がりました。ディストリビューションにはなりませんでしたが、一昨日までの流れを取り戻す動きにはならず。ここから元の流れに戻るには大きな上昇が必要になります。明日以降のリバウンド時の動きに注目していこうと思います。

マザーズ指数チャート分析

本日は下落。朝方低いところからスタートしましたが前場にジリジリと戻しました。後場に入って一時下落するも引けにかけて上昇しました。続落となりましたが出来高もかなり下がってます。

明日以降、出来高を増加して上昇するようであれば上昇の流れの継続も確認できるところです。

今日は全体的に市場は下落しましたが、大きな下落の動きではありませんでした。ただ、下落の値幅は比較的大きかったので買いの勢いも衰えている可能性は否定できません。明日以降の動きにも引き続き注意が必要です。


 

このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。

市場動向【価格/出来高/日経平均倍率】

全市場下落。新興市場の下落幅が比較的大きいですね。

全般的に控えめな出来高でした。やや勢いに翳りが見えます。

N-〇倍率の推移です。マザーズの倍率がまた戻ってきています。。

4月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

買いポジション

本日はノーポジです。。。

売りポジション

本日から買いポジションと売りポジションを分けて表示します。

ソフトバンクグループ【9984】NEW

直近90日の日足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。チャートの題名が「日週足チャート」になってますが、気にしないでください(^-^; 明日の日記では直しておきます。。

空売りはまだ勉強中ですが、買いの時と同様、オニールの考えに従って実践の中で磨いていこうと思います。

オニールの考えによれば基本的に売買は市場の流れに沿って実行されるものとなっています。この市場の流れと個別銘柄の動きがマッチした時に大きな利益を生み出すわけです。

現在、市場にディストリビューションの動きが発生しており、流れが変わる瀬戸際です。一方、ソフトバンクグループは急落後のリバウンドで50日移動平均を越えてきており、昨日の動きで再び下方にブレイクしようとしていました。

オニールの空売りの考えではこの50日移動平均を下方にブレイクする時が空売りのポイントとなってきます。

もう一つの判断基準としてチャートの中に赤点線を引いていますがヘッドアンドショルダー(いわゆる三尊天井)で左肩より下がった位置でトップをつけた可能性があります。これらの条件を鑑みて今回空売りをしています。

ソニー【6758】NEW

直近90日の日足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。ソニーも50日移動平均を割って推移していたので空売りしましたが上昇して引けています。ソニーについてはソフトバンクGにはない特徴もあります。一つ目は空売りの時期です。オニールによれば空売りの最高のポイントは最高値をつけてから5カ月~7カ月目に訪れると言っています。ソニーは今年の初めに最高値をつけており、そろそろ5カ月目に入る時期です。

もう一つのポイントですが、このグラフでは表せていないのですが、200日移動平均線を50日移動平均線が下方にブレイクすることを挙げています。証券会社のチャートで確認していただけばわかりますが、ソニーは正に直前の状態にあります。

このまま下落する流れになると間違いなく下方にブレイクが発生します。しかし市場がまた上昇の流れに戻るとなるとその思惑も外れてしまいますので、その時はさっさと買い戻そうと思います。(^-^;

今回は大型銘柄を選んでいますが、理由としては流動性が高く売りたい時にすぐ売れることや、新興銘柄に比べると比較的暴騰する危険性が少ないことが挙げられます。ストップ高なんかされたときには目も当てられませんので。。

空売りは基本的には大型株狙いでいこうと思います。


 

CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。

AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」

AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング

空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。

ピックアップ銘柄

今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。

オプティム【3694】前日比-1.82%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。朝方低く始まりましたが、ジリジリと戻して引けています。動きとしては悪くなかったと思います。明日以降も粘りの動きでピボットラインを死守できるか見ていきます。

売却後の動き

実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。

チームスピリット【4397】前日比+0.26%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。朝方低く始まりましたが、早々にプラス圏へ上昇。その後はやや垂れましたがプラス圏で引けました。市場の流れに対して粘りの動きでした。いい流れが続いていると思います。

Amazia【4424】前日比-0.11%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。朝方低く始まりましたが、ジリジリと上昇を継続。一時プラス圏に上昇しましたが、引けはやや下げてマイナスになりました。動きは悪くなかったと思います。引き続き10週移動平均をキープしていけるか。引き続き様子を見ていきます。

和弘食品【2813】前日比0.00%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

ついに出来高ゼロ。。まったく市場に相手にされていません(^-^; いったんウォッチから外します。。。

チエル【3933】前日比+3.97%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。朝方は下げましたがすぐにプラス圏に浮上。引けにかけて一段高となり終了しました。いい動きですね。このまま週後半も上昇して引けて市場も回復するようだと来週以降に望みが持てます。引き続き様子を見ていきます。

アンビスホールディングス【7071】前日比-3.62%

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。朝方から低調。最後一時間で急落後に急上昇という動きを見せました。大きく売られる銘柄ではないと思いますが、ここらへんが底ですので粘りの動きを見せてほしいところです。引き続き様子を見ていきます。

明日の一手

本日市場は続落しましたが出来高を伴ったものではありませんでした。ただ、今までの上昇に対する冷や水としては充分な値幅となっています。明日以降も油断のできない展開が続きそうです。

そんな状況もあり、最近勉強中の空売りを仕掛けています。いまのところ明暗分かれた感じになっていますが、空売りは買いよりも非常に難度もリスクも高いと思っていますので、損切りもいつにもまして早く判断していこうと思います。

すべては市場の動き次第だと思っています。明日以降の市場の動きがどのような反応を見せるのか、しっかりと需要の変化を捉えて売買の判断をしていこうと思います。


 

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本 -このブログの元となる考え方が書かれた株式投資の必勝法です-
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