目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNYダウも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
NYダウチャート分析
先晩のNYダウは大幅上昇。ちょうど底から10日目、出来高を伴って大きく上昇しました。これは明確なフォロースルーの動きだと思います。NYのコロナの感染状況は今週が最も厳しい展開になることが想定されていますが、市場は織り込んだということでしょうか。
オニールの考え方でいくと上昇に転じたと考えてよい流れだと思います。あとは、ディストリビューションやストーリングの動きがすぐにでないことが重要です。
日経平均チャート分析
本日は上昇。NYの上昇とともに日経平均も上昇。出来高もやや上昇の流れでしょうか。前回のフォロースルーの動きのあとは2番底をつける動きでしたが、金曜日を底にして再び切り返したようですね。
明日も出来高を伴って上昇するようだと3連騰。NYに続いて日本市場も上昇の流れと捉えてもよさそうです。
TOPIX平均チャート分析
本日は上昇。日経平均同様、明日3連騰で出来高も上昇してくると本格的な上昇入りと判断してもよい流れだと思います。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。出来高も上昇。まだ出来高は平均以下ですが良い流れになっていると思います。出来高が平均を越えて上昇する流れが戻ってくれば底入れと考えていいと思います。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。出来高も上昇して平均を越えてきました。ディストリビューションが出ていたので心配しましたが、株価上昇のほうで出来高が上がったのでホッとしました。このまま出来高を伴った株価上昇が続くと底入りが見えてきますね。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高/日経平均倍率】
本日も全市場上昇。マザーズが盛り返しています。
今日は新興市場が盛り返しました。出来高の増加としては本格上昇のためにはもうちょっと勢いがほしいですね。
N-〇倍率の推移です。日経平均銘柄が今日も強かったですね。マザーズはリバウンドしています。
4月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
Amazia【4424】前日比+1.59%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。他のマザーズ銘柄に比べると大人しい上昇でした。(^-^;
出来高が低い状態になっています。ちょっと調整の動きが入るかもしれません。出来高を上げて下落の流れが出てこなければいいのですが。引き続き様子を見ていきます。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
オプティム【3694】前日比-0.55%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。昨日の反動でしょうか。週後半に向けて今の株価をキープしていければいいのですが、新高値へのブレイクがでてくるのか引き続きみていきます。
アンビスホールディングス【7071】前日比+6.72%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。前回の高値を記録してからの「調整の雲」を明示してみました。雲の底まで行かずに10週移動平均をサポートにして上昇するようであれば即インを検討したいと思います。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
チームスピリット【4397】前日比+3.05%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。引き続き底値固めの動き。しっかり上昇に舵を切ってくればインも検討したくなりますね。まずは10週移動平均ブレイクです。
チエル【3933】前日比+2.38%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。ここから一度下落するとしても10週移動平均がしっかりサポートになるようであればインを検討したくなる流れです。引き続き見ていきます。
明日の一手
遂にNYダウに力強いフォロースルーの動きが見えました。日本市場も連騰している流れです。明日、出来高を上げて3連騰となれば上昇相場に入ったと考えてもよさそうな展開です。
明日の流れ次第ではロングポジションをいくつか検討してみようかと考えています。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-