目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資において「M」の要素は市場の流れですが、他の6つの要素が揃っていたとしても市場の流れが悪ければ結果は伴わないとオニールは述べており、ある意味最も重要な要素となります。ここではNYダウも含めて主だった市場の流れについてオニールの分析手法を用いて日々分析して市場の流れを把握していきます。
NYダウチャート分析
昨晩のNYダウは上昇。3連騰になりました。昨晩は失業保険申請件数の発表がありましたが、信じられないほどの増加を見せました。そんな中で安定の株価上昇となっています。企業業績にはプラスと捉えられたのでしょうか。
出来高は下げた中での上昇ですから、まだ上昇トレンドに移ったとは判断できません。出来高を伴った上昇でフォロースルーの動きを見せるのかが来週の注目点です。
日経平均チャート分析
本日は上昇。出来高を増加させながらの上昇を見せました。ついにフォロースルーのサインと判断しました。しかし、東京の感染者が増えているこの段階で。。。どう考えてもマイナス要因でしかないんですが、市場は上昇だと言っています。。
今週末のコロナウイルスの状況や来週初めのスタート次第ではありますが、恐る恐る買いに入ってみようかと思います。(^-^;
TOPIX平均チャート分析
本日は上昇。日経平均よりも明確なフォロースルーの動きのように思います。一旦は上昇の流れが継続すると判断しています。日経平均同様、だまし上げのサインがでないか気にしながら見ていこうと思います。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。さらに出来高を下げて調整の動き。新興市場は落ち着きを取り戻しつつあります。このままジリジリと上昇していく流れでしょうか。こちらもだまし上げのサインに気をつけながら様子を見ていきます。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。JASDAQ同様の動きです。一旦は落ち着きを取り戻したように思います。次の上昇の前に仕込みたいところですね。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。日経225銘柄の上昇が目立っています。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格/出来高推移】
全市場上昇。東証一部についにフォロースルーの動きを観測しました。新興市場はやや落ち着きを取り戻しています。
東証一部は出来高を上げて上昇しました。この流れが来週の上昇につながるのか。
3月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
現在はノーポジのため、省略します。悪しからず。。
空売りの手法については、「オニールの空売り練習帖」をベースに進めていこうと思いますが、また徐々にブログ記事で紹介していきたいと思います。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
チームスピリット【4397】前日比-1.66%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。動きが落ち着いてきましたね。来週市場の流れに乗って上昇するでしょうか。引き続き様子を見ていきます。
グレイステクノロジー【6541】+4.02%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。今週は力強い動きでした。ここから市場の流れに乗って上昇していくか。引き続き様子を見ていきます。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
伊藤忠商事【8001】前日比+6.38%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。市場の流れに合わせて上昇していますね。このままリバウンドが続いていくのか。いまの市場の流れだとその方向と考えています。
空売りで入りましたが、すぐに手を引いて正解でした。(^-^;
オニールの本を見る限り、空売りのタイミングとしては早すぎたということだと思います。もしこのまま下落を継続するのならば、10月頃が狙いのポイントということのようです。
一旦検証はこれで終了しようと思います。
明日の一手
コロナウイルスの状況は日増しに悪くなっていますが、市場にフォロースルーの動きが見えました。悪材料織り込み済みということでしょうか。
にわかには信じがたい状況ではありますが、市場の流れに乗ることが大事だと思います。ここは慎重にではありますがロングのポジションを徐々に検討したいと思います。
外部環境は想定以上に急に悪化することも考えられます。だまし上げのサインとなるディストリビューションやストーリングの動きには細心の注意を払って観察していこうと思います。
運よく週末を挟みますので、来週以降に投資を検討できる銘柄のスクリーニングを進めていこうと思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-