目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
NYダウは大幅下落。日本以上に極端な動きを見せますね。。28,000ドルを切って終了しています。チャートの形を見ても売り圧力が高い状況。この後も下落の危険性が消えた感じではありませんね。引き続きの警戒は必要だと思います。
しかし、トランプ大統領もポジティブな発言をしており、著名な投資家であるバフェットも売る時ではないと発信しています。正直このまま暴落するかというと、金融緩和や買い入れの流れもある中では持ちこたえる形になるのだと思います。
市場の暴落は常に金融引き締めの施策と共にやってくることが多いです。アメリカでは大統領選で民主党のサンダース氏が躍進しているようです。トランプ大統領をどこまで追い込めるかは未知数ですが、トランプ大統領以上に市場を気にする大統領はいないと思います。トランプ大統領は絶対に利上げを認めないと思いますが、他の大統領に限ってはどう判断するかわかりません。本当の暴落はトランプ大統領の負けを意識した時に始まるかもしれませんね。
兎に角、今の市場に対してなんらかのアクションをトランプ大統領がとる可能性は高いと思います。それに市場がどのように反応するか。注意して見ていこうと思います。
日経平均チャート分析
本日は下落。ディストリビューションの動きです。先物の下落の勢いを見て戦々恐々とする雰囲気もあったのですが、フタを開けると意外と強かったという印象があったようです。700円以上下落してますけどね。(^-^;
チャートを見てもディストリビューションと判断しましたが、やや売りが強いものの売り買い拮抗した形になりました。当然日銀の買い支えもありましたが資金枠の大きさ(715億円)からすると民間の買い需要も結構あったということのようです。
この辺の値動きが明日以降にどのように現れてくるかです。当然、米市場もにらみながらの展開でしょうが日銀ががっちり買い支えている限りは、よほどの売り圧力がかからない限り急落が頻発するような流れにはなりづらいのかなと思ってます。
JASDAQ平均チャート分析
本日は下落。大きく出来高を上げて下落しました。ディストリビューションの動きです。JASDAQもやや売り優勢ですが売り買い拮抗。本日は相当な出来高になりました。この辺が底となるのか、まだまだ予断を許さない展開になっています。反発局面で強い動きが見えてくればいいんですが。
マザーズ指数チャート分析
本日は下落。ディストリビューションと判断していますが、売り買い拮抗している形です。こちらはやや買い優勢か。日経平均と違いこちらは日銀の買い支えがない中ですから、より買いの需要が高いということになります。明日以降巻き返しがあるのか。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。JASDAQだけは下げ幅が小さかったようです。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
各市場とも大きく下落しました。グラフも軒並み同じ流れです。
市場動向【出来高推移】
出来高を上げて株価下落しています。基本的に売り圧力の高い状況です。
2月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
日本M&Aセンター【2127】売却(+14.74%)
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は市場の流れに押されて下落。寄りで売却しました。引けにかけては戻しました。ちょっと先の見通しを立てるのが難しい状況ですね。再び10週移動平均まで戻して調整するのか。様子を見ていこうと思います。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】売却(+6.15%)
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。こちらも市場の流れに押されて下落スタート。寄りで売却。引けにかけて戻しています。飲食業はコロナの影響をモロに受けてしまうので印象も悪いでしょうね。。ちょっと引っ張りすぎたと反省しています。引き続き様子は見ていこうと思います。
チームスピリット【4397】NEW
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。市場の流れに押されて下落しています。ですが朝方からインしました。マザーズの底入りを確認できている訳ではないんですが、市場分析で書いた通り買いの需要もそこそこでてきています。その中で調整の雲の中で底堅い動きを見せているため、チャンスだと判断しました。
チームスピリットは前回の決算で株価下落していますが、EPSとしては2四半期期連続で増加しており、直近の数字では前期比+200%なんです。年間でもEPSは+120%を達成していますが、今年度は成長率が鈍化する予測です。
それは需要を見越して先行投資をしている影響なんですが、そんなところにコロナウイルスで全国的にテレワークの機運が高まってきました。ある程度首都圏でのオリンピックを想定して要員を増やしたところに一足先に需要が回ってきたように思います。
今後の決算の上方修正がマストになってきますが、市場のトレンド転換の可能性、株価の底堅さ、テーマ性を加味すると大化けの要素は充分兼ね備えていると考えての今回の投資判断です。この辺の詳細についてはまた選定理由の記事で書きたいと思います。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
本日のピックアップはお休みです。悪しからず。。。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
イントラスト【7191】前日比-7.74%
イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。市場の流れに逆らえず大幅下落となりました。当面は調整に入りそうな流れですが、ピボットポイントを回復するような上昇があればまだまだ可能性のある銘柄だと思います。引き続きウォッチしていきます。
明日の一手
日本が3連休の間に世界市場は大幅な下落をしていました。ご多分にもれず日本も下落しましたが、大崩れという流れではありませんでした。ですが、当面は各国の金融緩和と投資家との綱引きで市場が荒れそうな気配ではあります。
本日はチームスピリットにインしました。正直ここまでの大幅下落は想定していなかったため、ややパニック売りの気配を感じて買いに入りました。続落するようならば見立てが間違っているということですから、早目に撤退することになります。
明日以降も市場の流れに最新の注意を払いながら、チームスピリットが想定通りの動きをしていくか見ていきたいと思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-