目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
日記は日曜日に書いてますので、週末のNYダウの結果も掲載しています。ここ二日は出来高を上げて下落の動き。ディストリビューションです。今年に入ってディストリビューションが出始めてからの流れを見ると、下げの局面で出来高上昇で上げの局面で出来高下落。史上最高値を更新したものの、勢いは明らかに減衰している印象があります。今後の展開には要注意だと思います。
日経平均チャート分析
本日は下落。ディストリビューションの動きです。本日は日銀の買い入れはありませんでした。日銀の買い入れには2種類あります。「設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETF」と「それ以外」ですが、前記のETFの買い入れ枠は12億円、後記は703億円です。基本的にはTOPIXに連動するETFが対象になっています。金額的な影響度を考えて、こちらのグラフに明記しているのは、「それ以外」の買い入れ結果を反映しています。
今年に入ってからは年明けからイラン問題がありましたが、短期間での収束で日銀の買い支えも功を奏した形です。対してコロナについてはまだまだ予断を許さない展開が待っています。どこまで日銀の買い支えが機能するか。23,000円近辺では必ず介入してきていますから、ここをキープできるかどうかがひとつの判断材料になりそうです。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。戻しの局面では出来高が低いですね。まだまだ油断のできない展開が待っているように思います。
マザーズ指数チャート分析
本日は上昇。こちらも上昇局面ではまだ出来高が低いです。ダブルボトムを形成したようにも見えますが、このまま上昇するのか?
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。新興市場がやや戻しています。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
新興市場のみ上昇。微々たるもんですが。。
市場動向【出来高推移】
リバウンド局面での出来高の低さがまだまだエネルギー不足であることを物語ってますね。
2月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
日本M&Aセンター【2127】前日比-0.14%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。今週戻すことはできませんでした。このまま下落を加速するようには思えませんが調整は長引きそうな気配です。ザラ場で売却することができなかったんですが、来週頭の状況をみて判断したいと思います。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-5.50%
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。調整の雲を割って10週移動平均まで下げてしまいました。コロナの影響をモロに受ける業態ではあるのでその辺が意識されたか。来週に権利確定を迎えますが波乱の展開が待っているかもしれません。来週始値の様子をみて売却を判断したいと思います。
CAN-SLIM銘柄の買いのタイミング・売りのタイミングをどのように判断しているかについては以下の記事を参考にしてください。
AS Wind流投資手法 株を買うタイミング その1・基本のチャート形状「取っ手付きカップ」
AS Wind流投資手法 売りの戦略と株を売るタイミング
ピックアップ銘柄
今後、CAN-SLIM銘柄として投資対象になる可能性のある銘柄のチャートを追っていきます。
チームスピリット【4397】前日比+3.48%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。調整の雲の底から離れて10週移動平均に近づいています。マザーズがWボトムから上昇するような流れになるのであればいい形になりそうです。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
イントラスト【7191】前日比-0.51%
イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。ピボットポイントと10週移動平均はキープして終了しました。懸念していたような下落にはつながっていません。来週以降もピボットポイント上で調整もしくは上昇の流れになるようであればいい形だと思います。引き続きウォッチを続けます。
明日の一手
コロナに関する市場の流れですが、一時は悪化を織り込んで上昇に転じたように見えましたが、さらなる状況の悪化に乗じて怪しい雰囲気になってきました。
ここからは金融緩和政策も入り乱れて乱高下しそうな雰囲気です。積極的に投資しづらい環境ではあります。
基本的には引き続き市場の流れを分析しながらCAN-SLIMの銘柄選定に従って上昇の流れを掴みそうな銘柄を探していこうと思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-