目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
先週末のNYダウは下落。出来高は通常レベルに戻りましたね。そのまま抜けていくほどの勢いはなかったことで、今後の方向性がわかりづらくなりました。
今週の米市場の動きが今後を占う上では重要になりそうな局面ですね。
日経平均チャート分析
本日は下落。米市場に合わせて下落しています。週末に別の視点で市場分析をしてみましたが興味深い傾向が見えました。
CAN-SLIMにおいては「L」の項目で市場を引っ張る先導銘柄を重視します。本来はCAN-SLIMに則った分析をした結果、先導銘柄と判断するのですが、簡易的にROE17%以上、ROA10%以上、経常利益伸率20%以上でスクリーニングした銘柄(43銘柄)のチャートと市場平均を比較してみました。
結果として、12/20近辺もしくは1/17近辺で天井をつけている銘柄が多く、先週の上昇にはほとんど反応しておらずむしろ下落のスピードが増しています。
これがなにを表しているかはまだわかりませんが、CAN-SLIMにおいては先導株は市場が下落するときは先行して下落する傾向にあると謳っています。
今後の市場の下落を暗示している可能性もあるのでじっくり観察していこうと思います。
JASDAQ平均チャート分析
本日は上昇。ほぼ横這いです。方向感が見えずらい展開が続きますね。
マザーズ指数チャート分析
本日は下落。出来高は減少傾向です。まだまだ上昇の流れには程遠いようです。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。本日は全体的に様子見の展開でした。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
軟調な動きでした。明日は休場です。NY市場の動きが気になりますね。
市場動向【出来高推移】
飛び石連休ということもあり、出来高は抑え気味だったか。
2月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
日本M&Aセンター【2127】前日比-0.78%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。スタート位置としては悪くないですね。10週移動平均をキープする流れであれば継続ですが、週足で切ってしまったら一度撤退かなと思います。
イントラスト【7191】前日比+5.66%
イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。先週ピボットポイントを再びブレイクしてその流れを継続。ボラティリティが高いですね。。週を通して上昇を継続するか見ていきます。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-1.74%
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。始値としてはいい位置だったと思います。このまま調整の雲の底にいくようだと調整が長引きそうな気配です。ブレイクにつながる動きが見えるのか、今週はそこがポイントかなと思います。
ピックアップ銘柄
今週のピックアップはお休みです。あしからず。。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
ロゼッタ【6182】前日比-3.14%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。調整の動き継続です。これ以上下落しないで調整が進むと次につながるのですが。
チームスピリット【4397】前日比+2.52%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。この辺がカップの底になって調整の流れが続く感じだといいと思います。
ラクス【3923】前日比-0.98%
ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。今週末が決算です。それまでは様子見でいきます。ピボットポイントで跳ね返すようだとおもしろくなりますね。
明日の一手
日経平均チャート分析で書いた通り、先導銘柄には下落の傾向が見えていますので今現在は市場の方向性については弱気の見方をしています。
今日明日のNY市場の動きにも左右されそうなので、引き続き取引はせずに市場の動きを注視していこうと思います。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-