目次
各市場チャート分析
CAN-SLIM投資でも「M」の要素として取り上げられている非常に重要な市場の流れについて分析します。
NYダウチャート分析
先週末のNYダウは下落。さらに出来高を上げて下落の動き。ディストリビューションです。すでに天井をつけてから5回目のディストリビューションです。このまま下降トレンドに入ってもおかしくない展開ですね。引き続き注意を払ってみていこうと思います。
日経平均チャート分析
本日は下落。週末のNY市場の下落や中国の状況を考えて、相当な下げを予想する向きもありましたが、フタを開けてみるとそれほど大きいとは言えない下落でした。ですが、ディストリビューションの動きに変わりはありません。終値も23,000円を割っています。まだまだ底をついたといえる状況ではなく、日本が影響をうける米国や中国の市場を見る限り、単独で上昇していくというシナリオはちょっと描きづらい状況です。引き続き弱気目線で見ていこうと思います。
JASDAQ平均チャート分析
本日は下落。JASDAQもディストリビューションの動き。まだまだ下落の流れは止まらないようです。出来高上げての下降トレンドは下げを加速する傾向があるので心配ですね。
マザーズ指数チャート分析
本日は下落。ほぼ横這いです。木曜日の売りで少し落ち着きを取り戻したんでしょうか。そこがセリングクライマックスといえるにはもうちょっと様子をみる必要がありそうです。
結果としてN-〇倍率は以下のようになりました。マザーズの下落は少し収まったか。
このブログで取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。
それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。
さらにCAN-SLIM投資を極めたい方はこちらの本でみっちり勉強してみてください。投資で成功するためのエッセンスが詰まっている良書です。
市場動向【価格推移】
各市場とも下落。マザーズは踏みとどまったか。
市場動向【出来高推移】
JASDAQは出来高上げて下落してます。かなり心配ですね。
1月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
日本M&Aセンター【2127】前日比+7.08%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。先週の下落からリバウンドしました。このままジリジリ上げるならいいですが、乱高下するような動きであれば先の流れがまったくわからないので一旦売却しようと思います。
イントラスト【7191】前日比-3.09%
イントラストはCAN-SLIM推奨銘柄です。
【推奨銘柄】イントラスト【7191】のCAN-SLIM分析
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。低いところからスタートしましたね。あまり良くない流れです。今後の動き次第ですが、下落するようであれば一旦撤退したいと思います。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-0.18%
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。赤点線と青点線で「上昇中の調整の雲」が形成されました。今日は雲の底から上昇する流れでした。動きとしては悪くなかったと思います。引き続き雲の中で底堅く推移して上昇に転じるか見ていこうと思います。
ピックアップ銘柄
今週のピックアップはお休みです。あしからず。。
売却後の動き
実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。
ロゼッタ【6182】前日比+0.40%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。始値は低いところからスタート。出来高を下げています。このままカップを形成する流れもあるかもしれません。引き続き様子を見ていきます。
チームスピリット【4397】前日比+2.52%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。調整としてはいい流れだと思います。引き続き様子を見ていきます。
ラクス【3923】前日比-0.69%
ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。スタートはピボットポイントの上からでしたが、そこから上昇しましたね。しっかり粘り強い動きを見せるか、引き続き見ていきます。
明日の一手
本日は先週末のNY市場が大幅に下落した中でコロナウイルスで混乱にある中国市場が旧正月明けで開場するとあって、かなり緊迫した雰囲気でスタートしましたが、寄り底の展開となりました。朝の様子をみてプットオプションは原資確保を目的に一部決済。残りのポジションはしばらく様子を見ようと思います。
というのも市場分析で見ていただいた通り、各市場にはディストリビューションの動きがまだまだ頻発している状況です。月曜を乗り越えたからこれであとは上昇。。とは考えづらい状況です。コロナウイルスの罹患者が収束方向に向かったとしても実体経済への影響は今後ジワジワ見えてきます。それをプラスに受け止めるほど今の市場が調子がいいかというとそうは思えません。
残念ながら、日本市場単独で力強い上昇をしていくというシナリオも考えにくい状況では、米国や中国の市場に明るい兆しが見えてこないとなかなか積極的にポジションをとるという選択肢はないかなと思います。
唯一、世界の流れとは関係なく独立独歩のマザーズだけは底入りの気配を感じられなくもないので上昇の流れが見えてくるか見ていこうと思います。(^-^;
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-