2019年11月投資日記

勢いを欠く日経平均、8月の再来か CAN-SLIM投資日記【2019/11/28】

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本日の概況

11月6週目の木曜日。昨晩のNY市場は上昇。史上最高値を更新。ただし、前日の大きな出来高や平均の出来高よりも低い出来高になっています。少し動きが落ち着いてくるんでしょうか。

日本市場は新興市場への資金移動が鮮明な展開となってきました。「11月の歓喜」は明日で終わりますが、結果を見るとより新興市場の上昇が目立っていますね。月足で見ると一目瞭然です。新興2市場は大きな陽線になっていますが、日経平均は9月、10月よりも上昇幅は狭まっています。その辺がN-〇倍率の急速な下落からも読み取れますね。

次に各市場チャートの分析です。

日経平均チャート分析

昨日の記事に気になった動きがあると書きましたが、その下にサポートラインを入れました。見れば見るほどそっくりです。窓を開けて上昇したところから、天井の付け方、ディストリビューションの入り方など。前回のこの動きは2019年6月末~8月頭にでています。この後に下落したのですが、この時の調整幅は額でいうと1,500円程度、下落率でいくと7%弱でした。7%の下落となると現在の日経平均の水準でいくと21,850円近辺までの下落ということになりますね。

この後、出来高を上げてディストリビューションの動きが入ってくるとすでに数回のディストリビューションの動きがでているとみていますので、8月と同様の調整の動きが入る可能性はあるのかなと思います。

ダブルインバースの信用買残高と日経平均も連動する動きを見せますが、先週末の残高は10月初旬以来のマイナスとなりました。今週末の残高がどうなるか気になります。

それとは別に出来高を下げつつ、ジリジリ下げるような展開の場合は緩やかな調整です。次に出来高を上げて底をつける動きが入れば再び上昇の流れになるのではと思います。

11月頭の見通しでは年明けからの調整を見込んでいましたが、少し早まるかもしれませんね。今後の日経平均の動きには注意していきたいと思います。

JASDAQ平均チャート分析

本日も上昇しましたが、残念ながら出来高は従来の下落ペースに戻ってしまいました。ディストリビューションの動きは見えていませんが、弱々しい出来高で天井をつけて下落時に出来高が上がってくるようだと要注意ですね。出来高を下げて下落する分には調整の動きなのではないかと思います。

マザーズ指数チャート分析

マザーズは上昇。出来高増と共に指数を上げています。いい流れですね。指数が上昇していても出来高が横這いもしくは下落傾向になった時には天井を警戒しなければいけないと思います。


 

私が取り組んでいる市場分析について、詳しく勉強したい方は以下の本を参考にしてみてください。根気よく取り組んでいけば、市場の流れを見極める力が絶対上がると思います。

それ以外にも買いのタイミング、売りのタイミングなど株式投資に必須の知識が網羅されています。この本を完璧にマスターすれば、あなたも投資で必ず成功できると思います。

市場動向【価格推移】

東証一部の上昇の鈍化がグラフに表れてますね。

市場動向【出来高推移】

マザーズの好調さが目立ちます。

11月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

ラクス【3923】前日比+3.70%

ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。先日の動きは振い落しだったのかな。。今日も上昇幅を広げていますね。このまま明日引ければ、まだまだ上昇の流れが続きそうです。

日本M&Aセンター【2127】前日比-0.27%

日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。出来高を下げてほぼ横ばいの動きです。悪い流れではないと思います。引き続き上昇の流れが続くか見ていきます。

クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】前日比-0.27%

クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。明日も10週移動平均を割らずに引けてほしいですね。まだまだ調整の動きです。

ピックアップ銘柄

チームスピリット【4397】

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は上昇。ホロンに続いて逃がした魚は大きいなぁ。。。出来高も株価も申し分ない上昇です。まだまだ修行が足りませんね。

売却後の動き

実際の判断(損切り・利益確定)が的確に実行されたかについてその後の動きを一か月を目途に追いかけて検証したいと思います。

プレサンスコーポレーション【3254】

プレサンスコーポレーションはCAN-SLIM推奨銘柄です。

CAN-SLIM推奨銘柄 プレサンスコーポレーション【3254】の選定理由

直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。

本日は下落。やはり調整入りでしょうかね。昨日に引き続きカップもしくはWボトムを形成する動きに入るのか。じっくり分析していきたいと思います。

ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】

ジャパンエレベーターサービスホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。

【推奨銘柄】ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】のCAN-SLIM分析

直近30週の週足チャートと出来高は以下のとおりです。

本日は上昇。落ちそうで落ちない。(^-^; ここから上昇したとしてもなかなか買いづらい展開だな。。。引き続きどういうチャートを描いていくのか見ていこうと思います。


 

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CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

お薦めの本 -このブログの元となる考え方が書かれた株式投資の必勝法です-
お薦めの本 -初めてオニールと出会ったのがこの本。投資方法に悩んでいる人は必読の書。自分にピッタリの投資家に出会えますよ-

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