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本日の概況
10月4週目の木曜日。昨日のNY市場は上昇。横這いの動きが継続しています。今週は調整レベルの動きです。決算が本格化する流れの中で静かな展開が続いています。
日本市場は本日も上昇の流れ。昨日と同じような展開です。新興銘柄、小型株を含め上昇したようです。
日本企業もこれから本格的な決算時期を迎えます。最近の決算後の市場の動きを見ていると決算時期のあとに下落する流れが続いており、ちょっといやな雰囲気が漂いますね。
あまり見たことがなかったので、日経平均のみですが決算時期の株価推移を明示してみました。
帯で表示しているところが決算時期の週です。だいたい4週間程度が決算ウィークと思います。青帯は下落トレンド中の決算、赤帯は上昇トレンド中の決算です。
トレンドの転換点と思われるところに三角形のマークをつけていますが、見事に決算ウィークと被っていますね。決算をきっかけとして中長期のトレンドが転換するという事例は多そうです。
時間の関係で2014年~2019年しか分析できていませんが、決算時期は基本的には上昇で引けるパターンが多いようです。これは下落トレンドでもそういう傾向がでています。
ところが2018年からは圧倒的に下落する流れとなっています。特にここ2回はひどいですね。。これが中長期的に下落に転換したかということについては、超長期的にみると現在が2012年から続く上昇トレンドともとれますのでもうちょっと長期にわたる検証結果が必要なようです。
決算ウィークに上昇するパターンの場合、決算ウィーク前に2~3週間程下落するパターンが結構みえます。今回の決算は来週から本格化するわけですが、9月後半に一度下落が入ってからの決算ウィーク入りです。上昇パターンともとれなくもない。。。
5つのアノマリーを使った市場分析においても当面は市場は堅調に推移するとみていますので、今回の決算ウィークは上がる方向になるのではないかと思っていますが。。。どうなるでしょう?
5つのアノマリーを使った市場分析については以下記事を参照ください。
アノマリーから見える2019年10月以降も相場が上昇するという明快な理由
市場動向【価格推移】
本日は全市場上昇。マザーズ指数が続伸。N-M倍率が徐々に改善されてきています。当面この流れが続くでしょうか。
市場動向【出来高推移】
週偏差率では東証一部だけ上昇。決算ウィークを前に控えめな出来高のようです。
10月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
新日本建物【8893】前日比-1.23%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。調整の雲を保った状態です。上ヒゲが長くなってきました。10週移動平均が上がってくるまではまだまだ調整続行でしょうか。明日の終わり方に注目してます。
ニュートン・フィナンシャル・コンサルティング【7169】前日比0.00%
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は変わらず。2,200円からいつ離れるんでしょう。。年末までには自社株買いが残ってるので一回山はくると思うのですが。引き続きホールドして様子みます。
ラクス【3923】前日比+2.29%
ラクスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 ラクス【3923】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。マザーズの復調とともに上昇しています。1,600円を回復してやっと損益もプラスに転換しました。決算が11月13日です。
推奨記事でも書いていますが今回の四半期決算については販管費の増加の影響もあり、あまりよい内容ではないかなと思ってます。これが上振れするようなら大変結構なことですが。。
現在の調整の雲にいる状況が決算内容を織り込んだ動きであれば、決算後は上昇に向かうように思います。
日本M&Aセンター【2127】前日比-0.30%
日本M&AセンターはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 日本M&Aセンター【2127】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。調整の動きです。3,050円あたりで推移してくれてると精神的にはありがたいんですが。(^_^;)
こちらは10月30日に決算を迎えます。先程のラクスと同じく期待先行で上げている状態ではなく調整の動きに入っていると考えています。ややボラティリティが高いのが気にかかりますが。。
余程気にかかる動きがない限りはこのまま決算を跨ごうと思ってます。
ジャパンエレベーターサービスホールディングス【6544】前日比-2.89%
ジャパンエレベーターサービスホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
直近の推奨記事は別途書きますが、前回の推奨記事は以下をご覧ください。
【2019.3.26】ジャパンエレベーターサービスHD【6544】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下のとおりです。
本日は下落。前場に買増ししています。そんなに下がらないと思ったら結構下げましたが。。(^-^;
明日ブレイク水準で終了すると今後の伸びも期待できますが、越えないとなるともう少し調整続行でしょうか。明日の動きが大事ですね。
ピックアップ銘柄
プレサンスコーポレーション【3254】
プレサンスコーポレーションはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 プレサンスコーポレーション【3254】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。週足の始値と終値の差がなくなってきています。平底型ベースの動きです。調整としては好きな動きですね。引き続き10週移動平均線が追いつくまで様子見ます。
ホロン【7748】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。今週の上昇を消してきましたね。明日の終わり方が大事になってきました。
クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】
クリエイト・レストランツ・ホールディングスはCAN-SLIM推奨銘柄です。
CAN-SLIM推奨銘柄 クリエイト・レストランツ・ホールディングス【3387】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。こちらも上昇を消してきましたね。明日の終わり方に注目です。
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CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-