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本日の概況とスクリーニング方法の変更について
9月3週目の火曜日。昨日のNY市場は下落。サウジの石油施設攻撃のニュースで下落したようですが、意外と市場は冷静に捉えているようです。トランプ大統領も株価にマイナスな情報にはすぐさまフォローに入っている感じがします。来年の大統領選に向けて、一段と株価を上げようという意思を感じますね。
日本市場は上昇。こちらもそれほど深刻には捉えられていないようです。日経平均は22,000円を越えて終えました。今日は新興市場もプラスになりましたね。ウォッチ銘柄も比較的上げた銘柄が多かったように思います。
サウジの一軒はまだまだ予断を許さない展開があるかもしれませんので、引き続き注意しながら見ていこうと思います。
先週末は3連休でしたが、日記に書いた通りウォッチ銘柄のスクリーニングを大きく変えてみました。以前はファンダメンタルを中心に銘柄を抽出して、テクニカルの分析を加えていましたが、逆にテクニカルでCAN-SLIMの流れになりそうな銘柄を抽出して、その銘柄のファンダメンタルを分析する方法にしています。
なにが違うの??と思うかもしれませんが、より市場の動きに寄り添う形になった。といえばいいでしょうか。
ファンダメンタルを中心に分析すると、ついついその企業の良さに引きずられてしまい、テクニカル的に問題がでても保持してしまう傾向がでてしまうと思っています。
常日頃意識していることですが、株式投資は事実が全て。「株価と出来高」です。この軌跡を表したチャートこそ、もっとも優先すべきことなんだろう。というのが私の今のところの結論です。
ファンダメンタル分析も将来性を加味することも大事ですが、やはり目の前の事実としての数字を忠実に守るべきと考えています。具体的にはCAN-SLIMの選定理由である四半期利益の伸びだったり売上の増加などです。
チャート分析については、今一度オニールの「成長株投資法」の一章を熟読しました。この一章の内容は、わかりやすい面もありますが実際に実行しようとすると様々な解釈ができてかなり熟練度が試されると思います。抑えるべきポイントを意識しながら、チャート分析をしてみました。
この3連休中に全てが見られたわけではありませんが、相当数のチャートを見てそこからファンダメンタル的に絞り込みをかけたのが本日から見ているウォッチ銘柄です。正直、かなり銘柄が入れ替わりました。(^-^;
この考え方があっているかどうかは、今年後半の出来にかかっていると思います。
ここで述べたCAN-SLIMのテクニカル分析やファンダメンタル分析のポイントについては、後日まとめて記事にしたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日は全市場上昇。ただ値幅は小さいですね。サウジの件もあるので大きな動きは出なかったようです。
市場動向【出来高推移】
本日は出来高も下落。東証一部は一気に下がりました。やはりサウジの件の様子見のようですね。明日以降どうなるでしょうか?
9月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
東洋建設【1890】前日比-0.88%
東洋建設の選定理由については後日更新します。
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
先週ブレイクをしたのでインしました。まだ半信半疑な部分があるので打診買い程度です。年初来高値を先週更新してますが、そのまま上昇の流れに入るのか、注意して見ていこうと思います。
ピックアップ銘柄
ピックアップ銘柄については、新しくスクリーニングした銘柄を徐々に増やそうと思っています。
北の達人コーポレーション【2930】
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。調整の動きに変わりはないようです。しばらくもみ合いの動きが続いたほうが次の上昇につながると思います。来週以降はいったんピックアップから外します。
手間いらず【2477】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。ブレイク後の調整が続いていますね。どのような形で調整が進むのか見ていきたいと思います。
プレサンスコーポレーション【3254】
新たにスクリーニングしたプレサンスコーポレーションです。
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
上場来高値を昨年8月に更新した後、調整に入っていました。徐々に株価の動きが収束しており、6月に入ってからWボトムを形成して先週ブレイクしています。今週も良い形でスタート。このまま様子見でいくか、インするか悩んでいるところです。
レラティブストレングスも見ておこうと思います。
市場に先行して上昇を始めており、ここ最近の上昇の流れにも乗っています。非常にいい形だと思います。明日以降の市場の様子をみてインを検討したいところです。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-
6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-
7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-