目次
本日の概況
7月5週目の水曜日。昨日のNY市場は下落。昨日「今晩FOMCが開催されます。」と書きましたが、今日でしたね。。大変失礼しました。そんなこともあってNY市場は様子見でした。ここで利下げ観測を裏切るような会見内容がでたら。。。今晩は注目です。
日本市場は新興市場と東証一部で明暗が分かれました。いよいよ決算が本格化してきます。市場への影響が気になるところです。
今日で7月は最後です。後ほど7月の振り返りと今後の戦略を詳しく述べたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日は新興市場は上昇。東証一部は下落しました。決算ウィークでこのまま新興市場に弾みがつくといいのですが。
市場動向【出来高推移】
東証一部の週偏差率が上がってきました。もうちょっと上がるとトレンド転換のサインがでることになります。現在は21,500円から21,750円をいったりきたりなので、どちらに転ぶか気になるところです。先日の日記で書いた通り、8月は「夏枯れ」のピークです。悪い方向に流れないといいですが。。。
7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比+16.44%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は大幅上昇。昨日の決算内容を受けて大きく上昇しています。株価の流れというのはやはり四半期毎の決算内容である程度決まってくるというのが最近の感覚です。医学生物はこの2回の決算を経て基本的に良好な決算が今後続くと市場は判断しているはずです。今後はその期待を上回るようなニュースや決算が求められてくると思います。
今までは大きな売り抜けの兆候は見えていません。今後も上昇と調整を繰り返していくようであれば引き続きホールドしますが、大きく話題として取り上げられてくるようだとそろそろ撤退も考えなくてはならない時期かと思います。
このまま目立たず、ジリジリと上がってくれたほうがありがたいですね。
繰り返しになりますが、今回は決算前の株価と出来高の流れで決算後の株価上昇を判断する仮説の検証も兼ねていました。結果は見事に上昇してくれました。それがなによりも嬉しいですね。これで決算を跨ぐ時のリスク、もしくはチャンスを逃さないようになれれば、投資のパフォーマンスは飛躍的によくなると思っています。
仮説の内容については以下の記事をご覧下さい。
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その1 UUUM【3990】
■総医研ホールディングス【2385】前日比 0.00%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は変わらず。引き続き8月中旬の決算に向けて調整の動きです。調整の下限近辺ですので増し玉しました。これ以上下落が続くようだとさすがに厳しくなってきます。株価の反発を期待したいと思います。
■GA technologies【3491】前日比+1.44%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は上昇。下限での調整が続いています。今週当たりを底にして反転する流れになればと思います。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比-1.21%
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。元々のピボットラインである2,100円近辺まで戻ってきました。さすがにここを割ると上昇の流れとはいいづらいですね。。週後半の巻き返しが継続の必須条件ですね。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比-0.42%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
本日は下落。板の状況を見ていても買いの勢いが戻ってきています。しっかりと出来高を伴って陽線を形成するようであればまだまだ勢い継続とみています。週後半の動きが大事ですね。
ピックアップ銘柄
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。ブレイクラインを再度越えてくるか引き続き様子見です。
7月の振り返りと今後の戦略
7月は資産が増加して終了することができました。
6月末に新たにインした3491 GA technologiesは、年初からずっとマークしていた銘柄でした。じっくりとピボットラインをブレイクするのを確認して最初の調整が入ったところでインしましたが、高値掴みとならず非常にいいタイミングでした。今後も上昇にあせらず、しっかりと調整の入ったところでインするようにしたいと思います。
一方で7047 ポートは失敗事例です。まだブレイクする前の調整局面でインしましたが、結局はブレイクすることなく調整ラインを割ってしまいました。幸い調整ラインを切ったすぐのところで損切りしたため、大きな痛手にはなりませんでしたが、当初決めたルールを拡大解釈しすぎた結果です。まだまだトライアンドエラーがありますが、今後はしっかりとブレイクしたところを拾っていきたいと思います。
何度か失敗を繰り返した2930 北の達人ですが、やっと上昇気流をつかまえることに成功したようです。チャートを振り返ってみれば、単純にインのタイミングが悪すぎただけかなと思います。。やはりブレイク後の調整局面でのインがもっとも安全で有効だということだと思います。今回は、さらに決算前という局面でもありました。再三お話している決算前後の株価推移の分析からは、決算後の上昇が予見されたためインしましたが、想定通りの動きとなりました。現在も上昇の流れが続いていますので、売り抜けの兆候を見逃さないようにしたいと思います。
6月末にインした7033 マネジメントソリューションズですが、一時大きく上昇したもののインした水準まで下落してきています。大きな売り抜けの状況ではないため、まだ調整の域と考えています。
当初のブレイク水準を切るようなことはないと思っていますが、切ってしまった場合は原因について分析する必要があると考えています。
今年の4月より持ち続けている4557 医学生物学は7月の最後に決算で大幅上昇となりました。次の大化け銘柄を見つけるためにいったんポジションを落としていましたが、調整の底での粘り強さを見て再度拾っていきました。最終的に決算前の株価の動き、PERの状況からまず下落はないと踏んでいましたが、想定通りの上昇となりました。これからも決算が続いていきますが、保有銘柄については同様の考え方で予見どおり決算後の株価が推移するか検証していきたいと思います。
来月は「夏枯れ相場」で一年で最も厳しい環境が想定されます。一方で決算も続きますので、ポジションをどのように構成していくかは難しい判断が続きそうだなと思っています。
基本的に現在保有している銘柄数を増やす予定はありません。株価の動きを見ながら、どの保有銘柄に重点的に資金を配分するかを判断していくことになるかと思います。
8月を無難に乗り越えれば実りの秋です。今年は消費増税も控えていますが、日記にも書いた通り消費増税はすでに市場に織り込まれていると判断しています。8月の調整で下落した保有銘柄は、調整の底と思われるところで拾っていければと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-