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市場概況と今後の注目点
7月4週目の月曜日。先週末のNY市場は下落。大幅な利下げ期待が後退したとのこと。といっても大した幅の下落ではないですね。やや出来高が上昇したのは気になります。
日本は参議院選挙も無難な形で終了し内部の政局は安定しています。今後は米中の貿易摩擦に関することや日韓の輸出規制などの外部環境が影響しそうです。
10月の消費増税は不可避の状況ですが、先日の日記で書いた通り、すでに市場は織り込み済みと考えています。
日本市場は先週金曜日の反動もあると思いますが下落。出来高もそれほど上がらず模様眺めな展開が続いています。そろそろ決算が本格化してきますので今後の方向性はある程度の決算内容が揃ったところで見えてくる感じでしょうか。
決算後の株価の動きには注意していきたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日は小幅な値動き。東証二部はやや戻しています。
マザーズはチャート的には底にいる状態です。ここから反転しないと下降トレンドに入る可能性もあるため今週の動きは重要ですね。JASDAQもここから上に抜けるかどうか重要な局面です。
市場動向【出来高推移】
全体的に出来高も低くなっていますね。模様眺めの状況かと思います。
7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比+1.81%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。後場に伸ばしています。引き続き目立たない動きです。
■総医研ホールディングス【2385】前日比-2.22%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。再びブレイクラインまで落ちてきました。これ以上下がらない形で反転するといいのですが。
■GA technologies【3491】前日比-3.47%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。一時年初来高値を更新しましたが、その後は下落。ザラ場は結構激しい動きをしています。調整で大きく下げたときは拾っていきたいと思います。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比-4.76%
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。調整ラインを上げましたが、そこまで下落。今週あまり下がるようだと調整に時間がかかりそうです。今週、上昇で終了することが重要だと思います。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比+1.17%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。引き続き出来高も上がっています。今週もよい形で上昇してくれればと思います。調整で大きく下げたところでは拾っていきたいと思います。
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】前日比+3.65%
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。ブレイクラインを突破してきました。年初来高値も見えてきましたが、出来高が上がってこないとなかなか勢いがつかないと思います。明日以降、出来高を伴って上昇してくれればと思います。
ピックアップ銘柄
■アズーム【3496】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は小幅下落。調整の動きです。引き続き様子を見ていきたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-