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市場概況と今後の注目点
7月3週目の金曜日。NY市場は小幅上昇。今度はNY連銀の総裁発言で早期の金利引き下げ期待って。。たかが3ドルの上昇ですからね。金利引き下げをどこまで引っ張るのという感じですが、引き下げたらその後のプラス材料は?中国との電撃的な和解ですかね。これもすでに織り込まれているかもしれません。
なんとも頼りない材料で史上最高値圏を維持してますね。。先行きに警戒感満載な感じです。ですが、天邪鬼な市場のことですから、なんとなくフラフラと上がっていって、なーんだ、米市場強いんじゃないのー。という頃にある日突然下げる。というパターンなのかもしれませんね。なので、大幅に下落するとしてもまだ先なのかも。。。
日本市場は思いっきりのリバウンド(;^ω^)
どうしちゃったのー?という感じですね。ですが、市場分析のグラフを見たらなんとも頼りない上昇だったことが見えてきます。チャートを見る限りはまだまだ下降圧力が強そうな気配。来週以降やや重たい雰囲気にならなければいいんですが。
保有銘柄は昨日とは逆で全上昇。昨日の調整よりも力強く上昇したイメージです。北の達人とGAtechはブレイク後の動きが非常にいいですね。市況が悪い中で上昇するパワーが来週以降も続けばと思います。
10月の消費税の延期話もありますが、セットで行われる幼保無償化の流れはもう後戻りのできないところまで来ていると思います。各企業も消費税対策を進めているはずです。財源を考えても消費税をやめるという選択肢はもう手遅れのように思います。現実的に10月に入ってどのくらい消費が冷え込むか、当然どこの会社も見越して動いてますし、市場は先に織り込むはずです。
実際、昨年の10月に安部総理が今年10月の増税を表明して、そこから株価は下落しています。日経平均はまだ昨年の水準まで回復していません。年末までの下げでもう織り込んだと思っていいんじゃないでしょうか?
従って10月の消費増税で株価が下がるという懸念はあまり想定しなくていいんじゃないかな。と考えています。いずれ今は夏枯れが意識される展開。市況が悪くなるシーンで大きめに調整が入るところを狙って仕込んでいきたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日は全市場上昇。東証一部とマザーズは力強く戻しています。とはいえ、下落の流れが止まったとまではいえない状況です。
気になるのはやはり東証二部ですね。本日は戻しが弱い。完全に下降トレンドな動きです。先日の日記で出来高偏差の変動からトレンド転換したのかも。と書きましたが、やはりその恐れはありそうです。
市場動向【出来高推移】
出来高を見るとやや不安な気分になります。どこの市場も勢いのない中で上昇したことがわかります。弱々しい上昇は大口が動きを控えていると考えられます。やはり決算の模様眺めなのかもしれませんね。大型株の決算内容が思わしくないと日本経済に一気に暗雲が垂れ込めそうです。
7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比+0.07%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日も調整です。決算までは目立たず調整の動きでいいと思います。
■総医研ホールディングス【2385】前日比+4.35%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。ブレイクライン越えて終わりました。もうちょっと勢いのある形でブレイクしないと来週以降も厳しいですね。引き続き様子を見ていきたいと思います。
■GA technologies【3491】前日比+7.33%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は大幅上昇。年初来高値を更新しました。来週以降も引き続き上昇の流れになると本格的な大化け銘柄といえそうです。
半年ぐらいずっとウォッチしてきた銘柄でしたので、いいタイミングで投資ができたと思います。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比+0.62%
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。日中は上げましたが、引けにかけて下落。あまりいい流れではないですね。来週は調整ラインをローソク足の実体が切らない水準で推移してくれればと思います。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比+4.42%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。いい形で週を終えることができました。何度もタイミングを見誤り続けましたが、出来高も増えて大きく株価を伸ばしました。来週以降も調整を交えつつ上昇の流れは続くと考えています。
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】前日比+1.54%
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。新たなブレイクラインは突破できませんでしたが、出来高も徐々に上がってきています。来週以降の動きに注目です。
ピックアップ銘柄
■アズーム【3496】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。引き続きブレイクラインの下です。決算待ちですね。
引き続き様子を見ていきたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-