目次
市場概況と今後の注目点
7月3週目の木曜日。NY市場は下落。ニュースではトランプ大統領の発言をきっかけに米中貿易摩擦が再燃したといってますが、今更感がありますよね。。。
単純に最高値更新後の材料不足で需給が悪化して下落したという感じがします。ここから先上昇していくには、さらなるプラスの材料供給が必要ですがトランプ大統領にそのカードは残っているんでしょうか??
ここいらで少し調整の動きが入ったほうが安心できますね。
日本市場は当然だめでした。(-_-;)
なんとなく米市場の調子良さに乗っかっていましたが、本丸が崩れたら出丸はさらに大崩れといった感じですね。やや下方にトレンドは舵を切ったように見えます。
保有銘柄は全滅でした。市況に引きずられる形で下落しましたが、いずれの銘柄も本格的な下落というよりは出来高を下げて調整の動きといった流れでした。大事なのはここからズルズルと下がらず、調整ラインの上から反発する流れになるかどうかです。
例年、7・8月は相場が下落し、秋から上昇する流れが続いています。
今は刈り取るというよりは仕込みの時期と捉えて調整ライン近辺までの下落は拾っていきたいと考えています。
市場動向【価格推移】
本日からグラフ表示を変えました。東証一部の大中小型株の推移はあまり意味を見出せなかったので終了です。。(-_-;)
代わりに各市場の価格変動率を載せてます。やはり出来高と価格変動を同時に見るほうが全体の流れはわかりやすいかと。
ご覧いただくとわかりますが、先週から下落基調ですね。今週に入ってから下落のスピードが速まってます。この下落の動きがいつとまるか。加速がつくと意外と傷は深くなるかもしれません。
市場動向【出来高推移】
東証一部は出来高を上げて下落。。悪い流れですね。
東証二部は二日前に出来高の偏差率変動が80%近くになりトレンドを転換した可能性があります。
また案内が遅くなってしまいました。(-_-;)
新興市場は極端に出来高が下がってますね。皆決算の模様眺めでしょうか。
引き続き全体的に弱い動きです。
7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比-0.76%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日も市況が悪い中で揺るがず調整です。安定な動きを見て増し玉をしました。決算が迫ってますが、まだまだ安全圏なので攻めてみます。
■総医研ホールディングス【2385】前日比-3.63%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。ブレイクライン上で揺れてますね。。出来高が徐々に増えてきています。今週は一日少ないですが、先週と同程度の出来高になってきています。そろそろ本格的にブレイクしてほしいところです。
■GA technologies【3491】前日比-0.46%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。一時年初来高値を更新しましたが、その後急落。この銘柄はよくこの動きをします。
新たな調整ラインとブレイクラインを引き直しましたが、4,000円程度までの調整はありだと思っています。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比-3.12%
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。調整の動きです。ブレイク後の調整ラインを引き直しました。今週は新たな調整ラインより上で引けることが大事です。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比-1.50%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。年初来高値は更新しましたが、その後調整しています。こちらもブレイク後の調整ラインを引き直しました。今の株価水準を保って今週引ければと思います。
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】前日比-4.42%
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。こちらも新たなブレイクラインと調整ラインを引き直しました。実体ベースでブレイクラインを越えて引けると来週以降につながるのですが。市況が悪いだけにどうなるか注目しています。
ピックアップ銘柄
■アズーム【3496】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。まだまだ上昇のきっかけはつかんでいないようですね。決算の内容が気になります。
引き続き様子を見ていきたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-