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市場概況と今後の注目点
7月3週目の火曜日。NY市場は引き続き上昇。連日の史上最高値更新です。引き続き利下げ期待ということになっているようですが、四半期決算も絡んで模様眺めのようです。それほど楽観論が支配しているという雰囲気ではありません。これで強気のアウトプットが増えてきたらそろそろ怪しい(暴落の恐れあり)と考えたほうがいいのかもしれません。本当に市場は天邪鬼ですよね。。
日本市場は停滞感が漂っています。米市場の流れには乗り切れず、方向感の見極めにくい展開が続いています。明確な経済指標や材料が出てこない限りは明確なトレンドは形成しないんだと思います。
日本も決算発表の時期を迎えてますので、個別銘柄にはいろいろと動きがでてきています。
そんな中、保有銘柄は上昇基調です。下落する時の動きは出来高を下げて調整の動き、上昇する時は出来高を上げて伸びています。決算もよい流れで迎える形となっています。
決算などの材料をこなした銘柄で調整の下落をした際には拾っていきたいと思っています。
市場動向【価格推移】
本日はマザーズが上昇。それ以外は下落です。東証二部は比較的大きな下落。最近横這い状態でしたが下に振れました。明日以降注目です。
東証一部は中大型株が下落したようです。
市場動向【出来高推移】
マザーズは出来高が上昇。指数も上昇してますので今後に期待したくなります。
JASDAQは大幅に出来高を下げています。平均株価も下落。このまま下降トレンドにならなければいいのですが。。。東証二部とともに気になる動きです。
7月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比-0.10%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。引き続き調整の流れです。決算を間近に控えて調整の動きです。流れは悪くないと思っています。
■総医研ホールディングス【2385】前日比+3.00%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。ブレイクラインから上昇で引けました。今週、出来高を上げて勢いを保っていけばいい流れだと思います。
■GA technologies【3491】前日比-4.37%
GA technologiesはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.4】GA technologies【3491】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。チャートの形としてはWボトム形成後に取っ手を形成したように見えます。先週その取っ手をブレイクしました。今日は調整の動きでしたが、新たなピボットポイント付近までの調整は入る可能性はあります。4,000円くらいまでの下落であれば拾っていってもいいと考えています。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比+6.59%
マネジメントソリューションズはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.7.1】マネジメントソリューションズ【7033】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日も大幅上昇。年初来高値、分割を考慮した上場来高値を更新しました。ザラ場の動きも一度2,400円を切ってからの再上昇。振い落された個人も多かったと思います。引き続きホールドしていきます。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比+1.99%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。決算は無難な内容でしたが前場は大幅に上昇。その後急落して一時600円を切りましたが再び上昇。振い落しの動きがでています。振い落しで下落したところを増し玉しています。1日で先週1週間分とほぼ同等の出来高です。当面は振い落しを加えながら上昇の流れが続くと考えています。
決算後の株価の動きとしては検証して立てた仮説通りの動きです。今後も同様の流れが続くか見ていきたいと思います。
決算後の株価の動きについての仮説については以下の記事をご参照ください。
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その1 UUUM【3990】
好決算で下落?悪決算で上昇?決算後の株の動きを読む その2 チームスピリット【4397】
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】前日比+2.54%
ハイアス・アンド・カンパニーはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.23】ハイアス・アンド・カンパニー【6192】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は上昇。今週はブレイクラインよりもだいぶ高いところでスタートしました。年初来高値も見えてきています。このまま上昇の流れが継続するか見ていきたいと思います。
ピックアップ銘柄
■アズーム【3496】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。
オレンジのラインは節目と考える10週移動平均線です。
赤の点線はブレイクライン、青の点線は調整の底と考えているラインです。
本日は下落。2,800円を大底と見ていますが、先日のポートの早まった判断もありましたので、ブレイク後の調整が入るまで引き続き様子を見たいと思います。
投資に踏み切るかどうかはテクニカル的な動きとファンダメンタル的に納得できる材料が見つかるかどうかをにらみながら検討することにしています。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-