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市場概況と今後の注目点
6月4週目の木曜日。昨日のNY市場は下落。朝方はムニューシン財務長官の中国との調整が順調に進んでいる旨の発言を材料にして上昇しましたが、引けにかけて下落しています。米市場は完全に材料不足ですね。トランプが日米安保条約でまたまた物議を醸しだす発言をしていますが、米市場にインパクトを与えるような発言をしてくるかもしれません。
日本市場は権利落ち日をこなしてムニューシン発言を受けてか上昇。中国市場のほうがムニューシン発言を好意的に捉えていたようですね。中国市場の上昇で日本市場も加速がついたようでした。
本日は上昇で引けていますが、以前として先行きは不透明感が強く、米中の交渉次第ではさらに関税の引き上げが実行される可能性もあります。ブログで日記を書いていると比較的冷静に外部環境などの状況を把握できていくように思います。文章化するというのは思考を整理するうえでは大事な作業ですね。
そういう視点でみると週初めにインした銘柄も多かったのですが、この週末をポジションを上げて通過するのは得策ではないな。と考えています。
従って本日は、朝から含み損や買い板の弱い銘柄を中心にポジションを落としました。G20を通過してから、市場の反応を見て今後の判断をするのが妥当だと考えています。
明日は特にポジションを動かすことなく、様子を見ていきたいと思います。
市場動向【価格推移】
本日は全市場同一方向を復活させました。(^-^;
今日は全市場上昇。東証一部の上昇率が最も高くなりました。権利落ちのリバウンドということでしょうか?
東証一部の小型株、新興市場は小幅な上昇となっています。
市場動向【出来高推移】
本日は最近上昇の勢いが顕著だったJASDAQが落ち着きを取り戻しました。この後特に市場に変化がないか、注意して見ていきたいと思います。他の市場は出来高を上げています。本日は権利落ちのあとの活発な取引があったということでしょうか。
明日は月末の週末です。本日の動きと今晩のNY市場の流れ、それからG20に絡んだ要人発言などを受けてどう動くのか?
気になるところです。
6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比+2.06%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は朝方の買い板も特段増えている気配がなかったので、ポジションを落としました。株価は後場に入って戻してきました。ただ、それほど買いが厚く入っているという気配ではありませんでした。明日は週足で3,000円を回復してくれればと思います。
残りのポジションは相当な下落がない限り、最低でも次の決算まではホールドする予定です。
■総医研ホールディングス【2385】前日比+1.04%
総医研ホールディングスはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.16】総医研ホールディングス【2385】の選定理由
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
やや戻しましたが、引き続き調整の気配です。こちらも若干ポジションを落としました。ピボットライン上での調整が続く流れかと思います。
■ポート【7047】前日比+4.05%
ポートはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は後場に上昇しています。ちょっとした需給で動いている印象です。引き続き急な動きに注意していきます。
■GA technologies【3491】前日比-1.66%
ピックアップ銘柄で度々とりあげていたGA technologiesです。分析結果については近々でブログにアップしたいと思います。
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は高く始まりましたが下落で引けています。前場にポジションを下げました。引き続き調整ラインの3,600円を挟んで動いています。今週は3,600円のラインをキープしてくれればと思います。
■マネジメントソリューションズ【7033】前日比+6.39%
ピックアップ銘柄でとりあげていたマネジメントソリューションズです。分析結果については近々でブログにアップしたいと思います。
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は買いも継続的に入って上昇しました。週足では下ヒゲ陰線。2,100円のラインをキープして反発する流れになると理想的です。
ピックアップ銘柄
■北の達人コーポレーション【2930】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は上昇。下ヒゲを伸ばしています。まだ売り板が厚くなかなか突破する雰囲気にはなっていませんでした。引き続きウォッチしていきます。
■ハイアス・アンド・カンパニー【6192】
直近30週の週足チャートと出来高は以下の通りです。オレンジのラインは10週移動平均線です。
本日は板の状況も思わしくなかったので、一旦リスク回避のためリリースしました。引き続き調整が続いています。出来高を上げてピボットポイントをブレイクする動きが見えてきたら、再度インしたいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-