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市場概況と今後の注目点
6月2週目の木曜日。昨晩のNY市場は小幅安の展開。材料難で低調な動きでした。
東証一部市場は反落、なんとか21,000円台をキープしました。TOPIXはMSQをにらんで様子見の状況です。全体的に調整の動きだったようです。
新興市場も本日は下落。JASDAQ TOP20は市場平均の8倍近く下落しました。主力銘柄に売りが出ていたようです。
本日はウォッチ銘柄に突然の上昇を見せた銘柄がありました。ピックアップ銘柄で紹介はしますが、一連の動きについてなにが要因なのかは検証が必要です。
市場動向【価格推移】
市場動向【出来高推移】
6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績
■医学生物学研究所【4557】前日比+0.82%
医学生物学研究所の選定理由はこちらです。
【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由
本日のチャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4557.T&ct=b
本日は3,000円を挟んだ展開となっていました。前日より若干プラスで引けていますが、非常に低い出来高が続いています。今週はこのラインで調整を終えることが重要かと思います。
■北の達人コーポレーション【2930】前日比-3.75%
北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.6.8】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由・その2
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2930.T&ct=b
直近の上昇分に関する利益確定や振い落しの動きが出るのはある程度覚悟していましたが、調整の幅がこれ以上広がるようだと他の銘柄のほうが当面は動きがよくなると思っています。明日の展開次第では一旦損切りも検討しますが、引き続き重要銘柄であることには変わりありません。
できれば損切りしたくないため、明日上昇して終わることを期待しています。
ピックアップ銘柄
■PKSHA Technology【3993】
PKSHA TechnologyはCAN-SLIMで選定した銘柄です。
【2019.3.29】PKSHA Technology【3993】の選定理由
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3993.T
本日も上昇を継続しています。出来高も高い水準をキープしています。このまま明日も水準を保持するとブレイクしたことになりますが、ピボットポイントと考えている6,500円近辺からはだいぶ値が上がっているため、投資する場合は6,700円近辺までの調整・振い落しがあった時に実施したいと思っています。このまま上昇を継続した場合は今回はパスをして次の機会を狙いたいと思います。
■GA Technologies【3491】
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3491.T&ct=b
12日引け後の決算発表を受けて本日は大きく上昇しています。このまま3,600円の水準をキープするとブレイクになります。
決算前は出来高を下げて調整の期間だったため、大きく反応したようです。先日ブログに掲載した決算の分析も踏まえながら、今後の投資を検討したいと思います。
■総医研ホールディングス【2385】
チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2385.T&ct=b
サインを出しそうな銘柄として現在10銘柄を重点的にウォッチしていますが、そのうちのひとつが総医研ホールディングスです。本日、いきなり急騰しました。すでに上方修正をしておりますし、先日ブログに書いた化粧品セクターの中で北の達人と同じく有望株と考えている銘柄です。
取っ手を形成する動きを見せていたため、いつブレイクするかと思ってみていましたが、本日いきなりブレイクラインを越えてきました。明日以降の動きを注意しながらこちらも投信のタイミングを検討したいと思います。
CAN-SLIM投資とは?
CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。
1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-
2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-
3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-
4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-
5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-