2019年06月投資日記

CAN-SLIM投資日記【2019/6/4】

投稿日:2019年6月4日 更新日:

市場概況

6月1週目の火曜日。昨日のNY市場は小幅な値動き。日本市場も朝方から動きが弱い展開となりました。価格推移もほとんどなく、出来高も大幅に下げた状態となっています。売りも買いもなく均衡した状況です。

新興市場も鈍い動き。午後に一部の銘柄は上昇したようですが、全体指数はほとんど変化のない一日となりました。一旦は売りの流れが止まったものの、材料待ちのような状況です。再び動くときに上げるのか下げるのか、分かれ道のように思います。

長期的な視点で見ると市場はいずれも下降トレンドに入っているようです。先日サインが出たと書きましたが、今後は中期的な市場のリバウンドがいつ発生するかを見ている流れかと思います。

景気はある程度の期間でサイクルを繰り返しています。景気循環と呼ばれるものです。このサイクルは短期的なもの(3~4年)から超長期的なもの(50~60年)まで、4つのサイクルがよく知られています。それぞれ根拠となる数字(在庫や建設需要など)があり、それに基づいてサイクルの周期が決まっています。

市場の流れも当然景気の影響をうけますので、今一度このサイクルの中で今どのような状況にあるのかを確認しておくことが、今後の投資方針を決めるうえで重要かと思っています。この景気循環に関する話はまた別の機会にブログに書きたいと思います。

市場動向【価格推移】

週偏差率 = (本日の市場価格 - 週平均価格) ÷ 週平均価格

市場動向【出来高推移】

週偏差率 = (本日の出来高- 週平均出来高) ÷ 週平均出来高

6月分 CAN-SLIM投資銘柄実績

■医学生物学研究所【4557】前日比+8.21%

医学生物学研究所の選定理由はこちらです。

【2019.4.22】医学生物学研究所【4557】の選定理由

本日のチャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=4557.T&ct=b

午前中は非常に低い出来高の中で下落した場面もありました。おそらく個人の失望売りかと思いますが、後場に入って値を急速に伸ばしました。増担保解除で買いが入ったようですが、本日の市場の低調さや出来高の低さからすると個人の見直し買いのようです。今日の流れの中では売りはほとんどなかったように思います。そろそろ売り枯れでしょうか。ただ明日以降も値を上げるためには継続的な買いの需要が続く必要があります。上昇の流れが続くのか注視していきます。

■北の達人コーポレーション【2930】

北の達人コーポレーションはCAN-SLIMで選定した銘柄です。

【2019.4.16】北の達人コーポレーション【2930】の選定理由

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=2930.T&ct=b

本日は日中下げましたが、引けにかけて上昇し昨日終値近辺で終了しています。本日朝一で成買しています。週中ではありますが、ちょっと気になる現象があり、検証のために打診買いを行っています。今回考えている仮説が正しいのなら株価は上昇していくはずです。他の銘柄でも同様の動きがないか検証して、結果が出たならば共有したいと思います。

ピックアップ銘柄

■GA Technologies【3491】

チャートと出来高は以下サイトをご参照ください。

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=3491.T&ct=b

本日は前日終値近辺で終了しています。今週は下ヒゲをつける展開で終わる流れだとよいかと思います。振い落しの動きがでるか注意しながら見ていきたいと思います。

CAN-SLIM投資とは?

CAN-SLIM投資の各要素の考え方については以下の記事を参考にして頂ければと思います。

1.「CAN-SLIM」のC(Current Quarterly Earnings) -直近四半期利益-

2.「CAN-SLIM」のA(Annual Earnings Increases) -年間利益の増加-

3.「CAN-SLIM」のN(New Products,New Management,New Highs) -新製品、新経営者、新高値-

4.「CAN-SLIM」のS(Supply and Demand) -株式の需要と供給-

5.「CAN-SLIM」のL(Leader or Laggard) -主導株か停滞株か-

6.「CAN-SLIM」のI(Institutional Sponsorship) -機関投資家による保有-

7.「CAN-SLIM」のM(Market Direction) -株式市場の方向-

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